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3月24日
今日は支払日。印刷屋さん、製本屋さん、紙屋さんなどなど本をつくるためにお世話になっているところへの支払の日なのである。通常は25日。月3回ある支払日のうちの一番大きくお金が動くのが今日。そしてわたしもちょっぴり気合いの入る日なのだ。朝10時のミーティングを済ませた後、銀行から銀行へ、そうして郵便局へ2度ばかりと、狭くてにぎやかな仙川商店街を行ったりきたりと大変忙しい。気持ちがせいてしまうからか気がつくと少し前のめりとなってせかせかとしてスターバックスの前を歩いていた。信号をわたった空き地に思う存分に光をあびてたんぽぽが咲いている。ぺんぺん草もある。それを見たとたんふっと気持ちがほぐれて「なんだ、こんなところに咲いて、可愛いね」などと立ち止まってしまう。こういうのって、なんだか嬉しい。たんぽぽの側からすれば、とりたてるほどのことでもないわけだから、「いちいちうざいよ」ということになるんでしょうけどね、きっと。 角川書店より綜合誌「俳句」4月号が届く。何よりも真っ先にページを開いたのが「俳壇ニュース」。2月号のヤマトに引続き今度は愛猫日向子が登場しているのです。 「わーい、やっぱり美猫だあ」と目をうるませる。すこぶる美人猫なのであるけれど写真はその美しさが十全に発揮されていないところが残念であるが(腕がいまいちなの)それでも日向子のたおやかな感じはよく出ているではありませんか。ウーン、上品だ……。イタリアの海のような鮮やかな碧い目をみんなにみせてあげたいな。 夕方、新宿へ用があり赴く。4時ごろ仙川駅を出て、帰ってきたのが6時ごろ、4時にはまだ蕾のかたかった駅の桜が6時に改札を出るころには花開いているのには驚く。 あと数日後に、この桜の下で野外音楽祭がはじまるのだ。 ![]() #
by fragie777
| 2006-03-24 20:34
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3月23日
今日はふらんす堂の歓送迎会。卒業して行くのは澤田ゆう。大学2年生のときから川口を組長とする夜叉課組のメンバーとして代送、搬入、品出し等の仕事を手伝って貰ってきた。いよいよ今日を最後に新しい仕事に就くためにふらんす堂を卒業していく。澤田さん、いままでご苦労さま。あなたの素直さは天下一品でした。そして新しく迎えたのは斎藤裕子さん。すでに川口組長、加藤副組長のもとで頑張って仕事をして貰っている。伝え聞くところによると、もうひとつの顔は少女漫画家であるらしい。中井愛は、タバコ仲間ができたと喜んでいる。 今日は君嶋真理子さんも加わって、(お酒をのむときは必ず声をかけることになっている)、総勢12人の楽しい飲み会となった。場所は、中井愛が一生懸命探して、仕事場のすぐ近くの「二重丸」というところ。一人暮らしをはじめた渡邊真紀に、一人暮らしの長かった君嶋さんがアドバイス。一人暮らしの良かったところは?「うーん、そうねえ、自由でよかったかなあ、好きな時に飲めたし、朝寝坊もできたし‥」じゃ、結婚してよかったのは、「それはやっぱり二人で中野近辺の飲み屋をほとんど制覇したことかな。それと、このお酒おいしいね、そうだねって会話が出来るし」「一人の時は夕飯をすましてバーに飲みに行ったけど、今は二人でそのままいけるしね」 き、きみしまさん、け、結局お酒ですか? もうあたなには脱帽です。今日は飲み足りたのでしょうか? いまごろ中野駅近くで、ダンナと飲んでいるんだろうなあ。 ところで、澤田さんは今日の最後の仕事を追えて、加藤泰子にふらんす堂で最後のタロットをきってもらっていた。加藤泰子は実はミッチェル泰子(自称)という名前を持つ占い師(!?)でもある。大学を卒業するときにプロの占い師になろうと思ったほどで、本格的な占いをする。ふらんす堂の何人かのスタッフも、サーティン・ワンのアイスクリーム一つで占ってもらっているようだ。そんなふうに関わりあいながらみなで仕事をしてきたわけだが、澤田ゆうは新しい社会に向かっていく。身体を大切に頑張ってほしい。そしていつかまた会いましょう。(山岡喜美子) #
by fragie777
| 2006-03-24 00:16
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3月22日
![]() 昼休みに仕事場の近くのスーパーマーケット・クイーンズ伊勢丹まで足をのばす。仕事場からあるいて2分ほどのこの店は品数も豊富で、ワインや日本酒もいろいろと取りそろえてあり重宝している。このお店の前にはかなりひろい遊園地がある。その遊園地のはしっこで子供の声にまけないくらい威勢よく雪柳が咲いていた。きれいだなあ、白い花って大好き。 このところコピー機の調子がよくない。コピーをするたびに奇妙なガクッガクッという音がする。まるで中の部品が暴動を起こし自ら解体してあらためて組織しなおしているような音である。私たちは思わず不安になって顔をみあわせてしまう。「いったい、どうなってるの?」まだ新品のはず。このコピー機iRC2570Fは、コピーのみならずファックス、プリンタの役割を兼ね備え、必要とあらばカラー印刷だってしちゃうというすぐれ物であり頼りになる人材(!?)のはずなのである。ふらんす堂の心臓部にあたるようなもの。「わたしたちそんなに酷使してないよね」とかなり不安は増すばかり。午後、ノッポの修理屋さん(キャノンの人)が来た。長身を折って、長い手足をもてあまし気味にコピーに取組んだ結果、部品交換が必要という診断が出た。ヤレヤレ……。部品が到来するまでまだ数日はこのやっかいな音を聞いてすごすことになりそうである。(山岡喜美子) #
by fragie777
| 2006-03-22 19:56
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3月21日
春分の日。仕事の状況から考えると休日は少し辛いのであるが、まだ飾りっぱなしのお雛さまをしまったり、ささやかに咲かせている蘭にゆっくりと水をやったり久しぶりに休日らしい時間を過ごす。日本対キューバのWBCの試合は11時から。それも7回表くらいまで見て、やはり仕事場へ。今日は春らしい日差しにみちて風も光も頬に優しい。こんな様子だと桜はもうすぐでしょう、きっと。それにしても、こんな日に仕事なんて、野暮なこと極まりない。しかも、その仕事の内容ときたら、提出するためのスタッフの一年間給料計算をしなくてはならないのである。これでも経営者のはしくれであるので、こういうことはきちんとしなくてはいけません。どちらかというと私は苦手。計算をよく間違えてしまう。ゴキブリの欠伸の気配まで分かるような静かな仕事場で、イチローは打ったかなとか、川崎の守備の乱れのことなどは決して考えずに計算にいそしむ。案外はやく終わったので、久しぶりの休日の続きを楽しむために映画をみようと新宿へ。歌舞伎町では、号外がとびかい日本の勝利を伝えていた。 #
by fragie777
| 2006-03-22 00:16
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3月20日
![]() 晴れ渡った春の朝である。家からは3月の富士山がよくみえる。 今日は20年くらい前にもとめたドリス・ヴァン・ノッテンの薔薇の刺繍のベストを着て出社。薔薇の刺繍(シックにてゴージャス)という素敵なものを私だってたまには着てもよろしいでしょう。そんな気持ち。 かつてふらんす堂のスタッフで今は子育てをしながら、在宅で校正の仕事を手伝ってもらっている辛川陽子さんが四日市より子供二人を連れて、ふらんす堂までやって来た。学生の時から結婚するまで編集の仕事をして貰っていたのである。6歳の男の子(槇之介クン)と3歳の女の子(京子ちゃん)の母親となり、子育ての合間をぬって校正の仕事をして貰っている。ふらんす堂の刊行物はほとんど彼女の校正を経たものである。今日は装丁の君嶋真理子さんもみえ、総勢11人、狭いふらんす堂に大人と子供がひしめき合ってにぎやかだったこと。仕事をしているスタッフ達に混じって槇之介クンが絵を描いていった。子供の絵はいつ見てもいいものである。2時間ほどで引き揚げていったが、帰り間際に槇ちゃんに「仕事、どう?」って聞かれた時は、思わず「まずまずです」と答えてしまった。槇ちゃんご心配有難う。 さて、例の「赤いヤツ」について高遠弘美氏がいろいろと情報を提供くださった。それによると名前は「コーン」または「セーフティコーン」。色のものは「カラーコーン」と呼ぶとか。色が「赤、青、黄、緑、白、オレンジ」の6種類もあり、縞模様のもあるとのこと。1個税込で252円ですって…。高遠さん、詳しく教えて下さってありがとう。ますます「赤いヤツ」に対して私の思いは深まるばかり……です。 槇ちゃんがふらんす堂に寄贈した2枚の作品。 ![]() ![]() #
by fragie777
| 2006-03-20 19:53
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