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12月21日(日) 冬至
今夜のサッカー番組、南米王者対ヨーロッパ王者の世界一決定戦。 思わず見入ってしまった…。 これは、アンドリュー・ワイエスの作品。「そよ風」 ![]() 昨日のことだ。 「ワイエス展」を観た友人が言った。 「ワイエスの絵のもつ暗さがいい。芸術というものは、ある暗さをもっているものだとおもう。 その暗さは深さと置き換えてもいいし、あるいは、積み重ねといってもいいかもしれない…」 表現者でもある友人のことばに興味をそそられ、渋谷の文化村ミュージアムまで足をはこぶ。 わたしの郷里・秩父の小さな美術館ではかつてワイエスを何点か所有していた。 それがわたしとワイエスの絵との出会いだった。 今回のワイエス展では、完成作となるまでの習作を何点も紹介しているのがとてもおもしろかった。 たとえば、習作の段階で書き込まれていたものが、鳥とか人とか、そういうものが完成への過程で消されてしまう。付け加えられていくのではなく、省略され削られていく過程は、「俳句」のようであるとも思いながらわたしはひとつひとつの作品を興味深くながめた。 ワイエスのことばがいい。 「単純なものには複雑さがないという考えには賛成できない。単純であればあるほど複雑さを増すのだ」 「できることなら私は自分の存在を消してしまって絵を描きたい。--あるのは私の手だけ、という具合に。」 「私は季節の中でも冬や秋が好きだ。風景の中にある骨組みや孤独感、死に絶えたような雰囲気が感じられる何かがその下に隠れていて、物語りの全ては明らかにされていない。そんな気がするのだ」 今月の23日までやってます。 興味のある方はぜひに。 ![]() 八木幹夫さんによる詩の連載ページ「ぬばたまの夢」を更新。 こんかいの枕詞は「ははそはの」。 なかなか生きのいい作品です。
by fragie777
| 2008-12-21 22:15
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