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10月19日(日)
![]() コスモスの空。 昼より半蔵門まで出かける。 今日は、半蔵門にあるレストラン「シェリフカノン」にて、ふらんす堂より少し前に詩集『羽』を刊行されたかべるみさんの出版を祝う会があるのだ。 かべさんよりお手紙をいただき、「出版記念会(かべるみの悪口を言う会)なので、是非いらしてください」とあり、これはいろいろとざっくばらんな詩の批評が聞けるのではないか、と楽しみにしてお招きにあずかったのである。 「はそうの会」(「はそう」は漢字表記である)の詩人のお仲間が10人ほどあつまり、また詩集『羽』に写真の作品を提供された画家の佐中由紀枝さんも駆けつけてこられ、おいしい食事をしながら、詩の作品について語りあうという楽しい会となった。 「本が美しい……」と口々に皆さんが言われ、それは佐中さんの写真が美しいということも十分あるのだけれど、その写真をいかに美しいままに一冊の本に仕上げるか、ささやかながら、版元としてのこだわりと工夫を皆さんにお話した。(今日は皆お一人お一人がしゃべったので、わたしもそんなに緊張しないでお話することができた。もっともおいしい赤ワインの助けもあったのかもしれませんが…) 街で人は 人の一つの波になりながら 背を押す影をドレスのように着て 渦に巻きこまれてゆく 詩集『羽』に収められた「街」というタイトルの詩の一節である。 わたしの好きな詩行である。 「月の砂漠」という歌がある。 山室静を追悼したかべさんの作品「真夏日」にも引用されている。 かべさんの今日のお話によると「月の砂漠」の「砂漠」は、「沙漠」が本来であり正しいらしい。 でも、いまは「砂漠」で定着してしまっている。 その「砂漠」を金と銀のくらをつけたそれぞれのらくだに王子さまとお姫さまが乗り、お供もつけないで、煌々と月に照らされて並んでいく。金のくらには銀のかめ、銀のくらには金のかめが、そしてそれらはむすばれていて……。 それが「月の砂漠」の歌の内容だ。 今日の出版の会の最後にこの「月の砂漠」の楽譜を渡され、みなでそれを歌ったのだ。 音痴のわたしは、こういうことはとても苦手であるので、ほとんど口パクにちかいかたちで歌ったのであるけれど…、ところで、知ってました? 王子さまとお姫さまがおそろいの白い上衣を着ていた、ということを…。 わたしは、それがとても気に入ったのでした。 ![]() 白い上衣をお召しになり白の薔薇がよく似合うかべるみさん。
by fragie777
| 2008-10-19 21:50
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