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8月30日(土)
ふらんす堂の近くにある自然食品のお店で完熟トマトを売っていたので、それをつかってアサリのボンゴレのパスタをつくる。 ひと仕事をおえたあとに白ワインを飲みながらのボンゴレは最高です! ちょうどテレビでは、なつかしの歌謡曲番組をやっていて、作詞家であり作曲家でもあった浜口庫之助の特集番組だ。 昭和41年に流行った西郷輝彦の「星のフラメンコ」を歌手の氷川きよしが歌っている。 なつかしい曲だ。 ♪好きなんだけど 離れてるのさ 遠くで星を みるように 好きなんだけど だまってるのさ 大事な宝 かくすように 君は僕の心の星 君は僕の宝 こわしたくない なくしたくない だから 好きなんだけど 離れてるのさ 好きなんだけど だまってるのさ♪ 聞いていて、あらあら…と思った。 なんと自己完結してしまってるんでしょうって。 思わず笑ってしまった… このつつましやかさは、わたしはきらいじゃないけれど、これじゃ、あなたの思いは伝わりませんことよ……。 言ってみれば、ストーカー行為の対極にあるようなもので、でも、わたしも小さかったころ意味も分からず口ずさんだりしていて、こういう歌が恋の歌として流行る時代は、のどかな良き時代だったんだなあ、とつくづくと思ってしまった。 今のお嬢さんたちだったら、 お隣のおにいさんがこの歌を熱唱していたら、ププッって笑うか、 「おめでたいのね」って冷笑するか、「ばっかじゃないの」ってあきれはてるかだと思う。 わたしは、あらためて、この「星のフラメンコ」が好きになった。 このストイシズム……、いいわあ。 さて、今日の船団HP「日刊この一句」』は、小沢麻結さんの句集『雪蛍』より一句。 秋の水もう一度会ふかもしれぬ 鑑賞者の小倉喜郎さんは、「秋の水」という季語が、「この出会いを少し冷静に受け止めさせているようである」という。 「秋の出会い」というのは、なにかそこに澄んだ美しいものがあるような気がする。 そういえば、先ほどの「星のフラメンコ」も、銀河の美しい秋の季節の歌かもしれなませんね。 と、どうしても、この「星のフラメンコ」にこじつけたい私がいるのだけど、どうしてかしらん…。
by fragie777
| 2008-08-30 21:35
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