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8月27日(水)
スタッフのカトさんが彼女の坊やたちのために、近くのパン屋さんからもらってきた「機動戦士ガンダムとその仲間(?)」のミニロボット。カトさんのパソコンのところに並べてあったので、写真に撮って遊んでみた。 朝からゲラを読みつづけていると、ほんの5分くらいこんなことをするのも気分転換になっていい。 カトさん、ちょっとお借りしましてよ…。 そのカトさんは、夏休み期間中で、本来なら福井県にある郷里に帰っているはずなのだが、昨日その郷里より新幹線にのって、仕事をしにやってきて、今日の4時半にふたたび郷里をめざして帰っていった。 ……どうも、御苦労さまでした。 (ふたたび夏休みのために郷里にかえるカトさんが心底うらやましく、なんどもイイナアって言って皆に笑われてしまう…) 今日は二本、ゲラを校了にしたのであるが、どうしてもあと一本校了にしたくて、 (よし、今日は夜中までやるぞ)って、ガンダムをみながら意気込んでいたのであるが、やっぱりもうダメ、目がシバシバしてきて、集中力がなくなり、お腹もすいてきて、(やっぱ、人間の仕事時間って限界があるよなあ…)などと自分を納得させて、おしまいにすることにした。 明日、ふたたび活性化した心と頭で、ゲラにのぞもう。そうよ、そうよ、それがいい……。 新刊句集が一冊できあがる。 井上あや子さんの句集『紅梅』だ。俳誌「狩」(鷹羽狩行主宰)とその僚誌「天衣」(岬雪夫主宰)の同人である。鷹羽氏が序句と鑑賞五句を、岬氏が跋文を寄せておられる。 鷹羽氏の序句は「紅梅のしだれを綾に井戸の上」という作品で、この一句のなかに、句集名の「紅梅」と著者の名前が織り込まれている。著者の井上さんにとってはかけがえのないものとなった。 「あや子さんの句には、わざとらしい技巧がない。暮らしの中の小さな感動が、素直に、物事に托して詠まれている。ここちよい音律にのって、しっかりとした骨格で詠まれている」とは岬氏の跋文のことばだ。岬氏はその跋文で、丁寧に『紅梅』に収録されている作品を鑑賞している。 井上あや子さんは「狩」入門いらい十二年目にしてはじめての句集『紅梅』を刊行されたことになった。 紅梅や門の中にも門ありて 囚はれの身のしなやかに囮鮎 ああ、ごはん食べようって、電話で呼ばれてしまった……。 さあ、今日はなんにするかっ…。
by fragie777
| 2008-08-27 20:51
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