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8月19日(火)
残暑のきびしいなかを歩いて出社。 それでも立秋をすぎたせいか、風がつめたく心地よい。 途中で出会った百合の白さがいっそうさわやかだ。 お昼休みにみなで雑談をしていたところ、リエさんがどうやら足の親指の先を痛めているらしいことがわかる。 「血がでて、膿がでて、もう痛くて…」と顔をしかめている。 「ええっ、お医者にいかなくちゃダメじゃない…」と言えば、 「そうなんです。朝からみんなにすぐにお医者に行けって言われてるんです」とリエさん。 「あらら…」とあきれるわたし。 というわけで、お医者さんにさっそく行ってきたリエさんに、 「どうだった?」と聞けば、 「いやあ、痛かったですう。ざっくり爪を切られました。それも麻酔なしで!」と目をうるませている。 「わあ、そりゃ災難だったわねえ」とわたし。 「子供でも産むような痛がりかただなあって、お医者さんに笑われました」とリエさん。 でもわかる、痛かったんだろうなあ。 人間には、肉体的な痛さに強いタイプとそうでないタイプにはっきり分かれるとわたしは思う。 わたしは断然、後者。 痛さとひきかえに自分の魂だって売ってしまいそうなくらい。 (精神的な痛みは、鈍感で鉄面皮なんで、あんがい平気。人前でしゃべることは苦手だけど…) 今日の「増殖する歳時記」は、大川ゆかりさんの句集『炎帝』の作品を、土肥あき子さんが紹介してくださっている。 本といふ紙の重さの残暑かな 大川さんは大の猫好きで、わたしんとこにいる猫たちにすこし前に猫の餌を送ってくださった。しかも、家の猫たちが普段けっして口にすることのないような高級なものである。全部あげてしまうのはもったいなくて、特別な日のためにまだ大事にとってある。大川さん、「ヤマトと日向子」が大変喜んでおりました。と、ここまで書いて、ごめんなさい。俳句のことにふれてませんでした。 いっぽう、船団ホームページは、小倉喜郎さんが、ふらんす堂文庫 京極杞陽句集『六の花』より一句紹介。小倉さんのお気に入りの作品であるとのこと。 蠅とんでくる箪笥の角よけて 解説を読んで知ったのであるが、今日はなんと「俳句の日」であるということだ。 8月19日で、「俳句」!? 誰が決めたのだろうか。このもっていきかたが、あきれてしまうほどすごい…。 それでは「俳句」の日は、どうやって俳人たちは過ごしたらいいんだろうか。 決めたからには、その過ごし方まで、微細に提示してあったりすると面白いんじゃないかって、思うのだけど、いかがでしょう。 たとえば、ふらんす堂文庫をかならず買って、一冊は読破するとか…ねっ。
by fragie777
| 2008-08-19 19:54
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