ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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日焼けの顔もまじって。

8月18日(月)

日焼けの顔もまじって。_f0071480_2040229.jpg



写真は稲の花。


俳人の皆吉司さんのお母さまが亡くなり、そのお通夜より先ほど戻ったところ。
読経の声が聞こえないほど、蝉時雨がはげしかった。


今朝の朝日新聞の「風信」に武井清子さんの句集『風の忘るる』が紹介される。「ここちよい言葉の切れ、重さ」とある。

 絢爛と遭逢魔が時の八重桜


昨日の毎日新聞の新刊紹介では、仙田洋子さんの句集『子の翼』が紹介された。子育てという「かけがえのない時間を俳句という世界にとどめ得た幸せに満ちている」と。

 永久歯きよらに生えぬ鳥雲に


おなじく毎日新聞の8月12日の「季節のたより」では、坪内稔典さんが、金子敦さんの句集『冬夕焼』より、二句紹介。

  をさなごの手を合はす真似盆の夜
  盆花とコロッケ提げて帰りけり


そして、読売新聞の長谷川櫂さんによる「四季」では、8月14日に、小沢麻結さんの句集『雪蛍』より次の一句を鑑賞。

  踊りけりかつて焼き尽くされし地に

おなじく「四季」。16日には廣居信一さんの句集『過客』より。

  流燈のとまどひゆける一つあり


夏休みがおわり、ふらんす堂もいっきょに賑やかになった。

「おはよう」と仕事場のドアを開けたとたん、スタッフたちの熱気が押し寄せてくる。
明るい笑い声と、熱心にパソコンをみつめる顔……。
ああ、この感じよ……。いい手ごたえだ。

9月のいちばん忙しい季節にむかってこのテンションで飛ばしていきたい。
by fragie777 | 2008-08-18 21:13 | Comments(0)


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