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7月28日(月)
![]() 写真は、灸花(やいとばな)。別名はへくそかずら。 どうも風邪がいっこうによくならず、薬でおさえているので頭ン中がぼおっとして、いつでも眠り込むことができるような状態である。 パソコンを打っていて、なにか作業をしていて、ふっと眠っている自分に気が付く。 ちょっと薬にラリッているんだろうけど、どこか頭の中心がやられているみたいで、こういう状態は悪くない。人間との距離がいつもより1メートルほど、向こうにあって現実感がうすく、(スタッフたちが遠くに見えるぞ)たまにはこういうのもいいかもしれないな‥。 今日の毎日新聞の坪内稔典さんの「季節のたより」は、岩岡中正さんの句集『春雪』の作品を紹介している。 今生を滝と生まれて落つるかな 九州男児の熱情(パッション)にみちた岩岡さんらしい堂々とした作品だ。ほかにも「船団のごとく雲行く大夏野」「大吊橋入道雲に架けにけり」。が紹介されている。このような大景を詠むことにすぐれた手腕をみせる岩岡さんではあるが、いっぽうきわめて繊細な詩人の魂をあわせもっている方だ。「握手するやうに泉へ手をひたす」「手のひらに風よりうすきさくら貝」「いちまいの若葉となりて睡りたし」(‥ああ、ねむりたい!)など、この句集の奥行きは深くて広いのだ。 池田澄子さんの 『休むに似たり』についてのインタビューの2回目が「週刊俳句」「池田澄子インタビュー・中編」に掲載された。上田信冶さん、佐藤文香さんの質問に、池田澄子さんがきっちりした俳句の話を楽しそうに語っておられる。インタビューでしか聞けない池田澄子の言葉がある、きっと‥‥。 そうして、船団ホームページ。 今日の一句は、平石和美さんの句集『桜炭』より。 年寄の虹を拝んでをりにけり わたしのおばあちゃんは案外リアリストだったもんで、虹をおがむ姿は見たことがなかったな‥‥。でも景として美しいかもしれない。これからの老人社会、あっちこっちで虹をおがむ老人の姿を目にすることになる、っていうのも、牧歌的で悪くないかも。わったし? どうあがいても遠からずおばあちゃんになるんだと思うけど、そうだな、虹はおがまないかも‥‥ね。 おなじく26日の船団ホームページは、佐藤文香さんの句集『海藻標本』より。今日の句も、こちらも担当の小倉喜郎さんの紹介である。 水平てふ遠くのことや夏休 「水平」という空間に「遠く」という時間‥‥、その時空が夏休という心躍るものをとらえた。 この気分ようく分かる。 青空にむけてボールをガーんと蹴り上げて、そう、ボールは大きく弧を描いて、その落ちたところに夏休みがいっぱいある。 そんな感じだ。 ふうっと眠くなりながらなんとかここまで書き上げたわたしを誉めてやってくださいまし。 yamaoka がんばれ、寝るんじゃないぞ、って叱咤激励したのだ。
by fragie777
| 2008-07-28 19:45
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Comments(2)
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