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7月20日(日)
これはなんの花だと思います。 昨日遊んだ谷保の城山に咲いていたものである。 「とうもろこしの花かしら…」 いや、とうもろこしの花はお隣に咲いている。 なんだろう? あとで分かったのであるが、高梁(こうりゃん)の花であるとのこと。 炎天下で見たのであるが、どこか不思議に涼しげである。 さて、今日は、早稲田奉仕園で、「早稲田大学俳句研究会10周年記念シンポジウム 俳句の可能性」があり、スタッフの春菜さんと出かける。 「俳句の未来」については、おおいに興味のあるところだ。 パネラーのお一人である高柳克弘さんの『芭蕉の一句』が、9月に刊行になるので、そのチラシを急遽つくり、(カトさん、ご苦労さま)会場に来たひとたちに渡すことにした。 60人くらい入る会場だと聞いていたのだが、いやはやびっくりしました。 どんどんどんどん人が集まってきて、会場は補助椅子を出しても出しても補いきれず、とうとう入りきらなくなってしまった。 手塚敦史さんに紹介されて、今日初めてお目にかかった詩人の白鳥央堂(ひさたか)さんは、会場に入れずに、第一部の「俳句の批評は可能か」を聴講することができなかったらしい。仁平勝さんの話を聞きたくて、その著書もよんできたのにと、大変残念がっていた。 熱気にあふれ、たいへん面白い会であった。 会場で池田澄子さんのお姿も拝見する。 今日の第一部の司会をされた上田信治さんから、サイト「週刊俳句」の「週刊俳句」「池田澄子さん16000字インタビュー」のことを教えていただく。 評論集『休むに似たり』を出版された池田澄子さんを、上田信治さんと、佐藤文香さんがインタビューするというものである。今回は第一回目。 是非アクセスをなさってくださいませ。 そして「昼寝の国の人」を掲載。 俳人の杉浦圭佑さん。 率直な物言いが、読み手のこころにまっすぐに届く。 「一冊に田中裕明さんの人生が凝縮されていることになる。その深さに、ただ圧倒されている。」 という杉浦さんの言葉の「深さ」というところにわたしの心はとまる。 今日のシンポジウムは、この「昼寝の国の人」に寄稿してくださった方々がずいぶんいらしていた。 パネラーでは、さきほどの高柳さん以外に、神野紗希さん、黒瀬珂瀾さん、村上鞆彦さん、鴇田智也さん、日下野由季さん、相子智恵さん、田中亜美さん。会場でご挨拶できた人は、如月真菜さん。ご一緒した手塚敦史さん、その手塚さんに紹介していただいた佐原怜さん。 若き表現者の方たちと、『田中裕明全句集』をとおしてご縁ができたことを、あらためて嬉しくおもったのだった。
by fragie777
| 2008-07-20 22:16
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