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5月26日(月)紅花栄(べにばなさかう
![]() 長野・姨捨の棚田近くにあるおおきな欅。 その美しい若葉に魅せられて、なかなかそばを立去りがたかった…。 月曜日の夕方は、だいたい心身ともに疲れ果ててしまう。 おまけに今日は午前中は支払い日のために、銀行から銀行へと奔走すし、机につみあげられた郵便物と格闘し、おまけにトイレの水がうまいこと流れなくなり、修理をたのむというハプニングまでおまけにつく。 1日にして、一歳ほど年をとったきぶん。 今日の朝日新聞。俳人の五島高資さんが「俳句の底力」と題する時評で、細谷喨々さんの句集『二日』にふれてくださっている。たしか五島さんもお医者さまではなかったかしら。文中より「医師は患者との十分な信頼関係を速やかに確保しなければならない。短い言葉で心の交流を図る俳句の文芸が威力を発揮するゆえんがここにある」。として、句集『二日』の作品「かぜの子に敬礼をしてかぜ心地」が紹介されている。おなじ医師として、作品の背後にある患者へ向きあう医師のこころありようをするどく見すえた鑑賞である。 讀売新聞の長谷川櫂さんの「四季」では、石寒太さんの句集『生還す』より。「シェパードの折り返し点夏帽子」長谷川さんは、シェパードをその賢明さゆえに「犬の姿をした人」と思うことがあるらしい。 仕事の帰り道、すでに老犬となったシェパードを散歩させている中年の男性によく合う。老犬もその男性も細身で、夕暮れの道をしずかに歩いている。犬をつれて散歩しているおじさまやおばさまとはちょっとちがった雰囲気をかもしだしていて、すれちがうときわたしはふっと緊張する。そして、かたわらをひそやかな意志がしずかに通りすぎていく…。 「昼寝の国の人」は、佐藤成之さんの原稿を掲載する。 「彼(田中裕明)ほど真面目に俳句を愛し愛された人間はいなかったのではと、今さら思う。細やかで温かな眼差しは、日々の暮らしや自然や生き物に絶えず平等に注がれていた。平明な表現や材料を選んでも、決して平凡には終わらなかった。」 ということばにふかくうなずく。 そして、一昨日、5月14日にお誕生日を迎えられたという佐藤さんよりメールをいただく。 「いよいよ掲載なのですね。楽しみです。 よりたくさんの人に田中裕明氏を知って欲しい気持ちです。」 ほんとうにそうですね! 佐藤さん!
by fragie777
| 2008-05-26 20:12
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Comments(2)
今日はすっかり晴れて気分のいい一日でした。
そして、心のこもったコメントにもっと嬉しくなってしまいました。 素敵な写真とポエジーのあふれたブログを これからも楽しみにしています! 本当にありがとうございました!!
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青葉のひかりにあふれた風がここちよ一日でした。
コメントをありがとうございます。 「昼寝の国の人」のサイトをとおして、いろんな方々の こころに触れることができたように思います。 わたしにはおひとりおひとりがとてもまぶしい存在です。 ありがとうございました。 (yamaoka)
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