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5月12日(月)
![]() 今朝、自転車で仕事場にむかう途中、ふっと仕事のあれこれを考えて、 (ああ、やらなくてはならない仕事で押しつぶされそうだ…)って思った。 そう思ったとたん、がむしゃらに自転車をこいで仕事場に向かった。 で、今日は「帯デー」。 どんなことがあろうと、たとえ魚屋さんに鯨の大群が押し寄せようと、近くの美容院で、かかりすぎたパーマに絶叫して怒ったお客が美容師にとびげりを食らわせようとしていても、わたしは、この机のそばをはなれず、3本の帯をつくろうと決めていた。 そう、どんなことをしても……ねっ。 ○△#*□×$÷「」●+◎@?! といった感じで、午前がおわり、午後となり、そして夕方となった。 し、しかしである。 根性で帯3本を仕上げた! (実はそんなにいばることじゃない、たった帯3本なのだ) きっとスタッフの愛さんは、この3倍以上の仕事をしてると思う。 まあ、気をとりなおして明日もがんばろう。 朝日新聞の本日の「風信」に藤城良子さんの句集『赤星山』が紹介される。 「明易し母を語りて四姉妹」ああ、藤城さんは四姉妹だったんですね。オルコットの『若草物語』のようじゃないですか! 藤城さんは、何番目でらっしゃるのかしら…。ジョー、それともベスのような女の子だったんでしょうか。 讀売新聞、毎日新聞に黒瀬珂瀾さんの『街角の歌』が取り上げられる。讀売新聞は「枝折」のコーナーに。そして毎日新聞は、「短歌月評」で歌人の梅内美華子さんが「注目した一冊」として、丁寧に紹介してくださっている。 5月10日の讀売新聞の長谷川櫂さんによる「四季」には三上かね子さんの句集『内裏雛』より、 「遠き日の音の草笛吹きにけり」がとりあげられている。「草笛の音」は「思い出の世界から漏れてくるかすかな消息」である、という鑑賞がいいですね。 「昼寝の国の人」は、如月真菜さん。 「渚にて金澤のこと菊のこと」の作品を鑑賞。この作品は高柳克弘さんも好きな句であるということで、その著書『凛然たる青春』で懇切なる論究をこころみている。 「裕明さんの句は、どことなく『うわのそら』だ。……彼は現代にありながら現代にはうわのそらで、古き佳き時代に親しみを持つかのようだった。」 如月真菜さんのこの「うわのそら」というのがとても面白い。
by fragie777
| 2008-05-12 20:01
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