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5月2日(金)
![]() 仕事場への途中、「馬鈴薯の花」がもう咲いていた。 夏の季語の花だ…。 ちょっとばかし、この馬鈴薯の花、ユーモラスではありませんこと。 ちびっ子たちに人気のテレビ番組で「なんとかレンジャー」とかあるでしょ、あれに登場するわるい星からきた妖怪星人みたいじゃなくって…。 もっともすぐにやっつけられちゃうすこし間抜けな、名前は「ジャガタラーマン」。 弱そうでしょっ…。 昨日このブログで、松山ないし愛媛の俳人のことを話題にしたのだが、いけない、いけない大切なお人を忘れてました。 いま、ふらんす堂でエッセイ集『ペーパーウエイト』をおすすめしている松本秀一さん。宇和島市にお住まいの方でした。芝不器男記念館があるところである。 農業に従事するかたわら、詩歌をたしなみ、本格的な(プロの)銅版画家である。その暮らしぶりの豊かさには驚くべきものがある。 なにゆえこういう生活ができるのか、文化というものが無理なく生活に溶け込んで、あたたかで、人が土のにおいから離れることなく、しかも洗練されている。 愛媛・宇和島にお住いということで、わたしは得心した。 エッセイ集『ペーパーウエイト』は読んで楽しく、こころが豊かになる一冊である。 松本さんの手による挿画四葉も収載されて贅沢な仕上がりとなる予定。 俳誌「鷹」(小川軽舟主宰)の同人の島田星花さんの句集『山麓』が出来上がってくる。 北陸の加賀にお住いの方だ。集名の「山麓(さんろく)」は、島田さんの生まれ故郷の石川県にある白山(はくさん、とたぶん読む)の山麓のことであり、かつてその白山麓の村に住んでいた島田さんは、その村がダムの建設によって水没することになって、32年前に金沢に移り住まわれたということである。おさないときから見あげて過ごした白山への思いはひとしおで、集中いたるところにその思いがあふれている。 序文を主宰の小川軽舟さんが、跋文をお仲間の奥坂まやさんが寄せておられる。 はじめて、白山をまのあたりにした奥坂さんは、白く輝く白山を「まごうかたなく女神の山」と跋文に書いておられるが、跋文は白山へのうつくしい描写ではじまる。 小川さん、奥坂さんがともに引用している、 「稜線を仰ぐ子はわれ猫柳」 について、小川さんは「その眼差しは、けっして星花さん一人のものではなく、豊かな自然とそこに移ろいゆく人間の暮らしを愛惜する私たち民族の眼差しでもあるはずだ」と記すその一文が印象的だ。 わたしの好きな一句はっていうと、 「人の子も犬の子も呼ぶ大夕焼」
by fragie777
| 2008-05-02 20:01
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