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2月8日(金)
あんまり寒いんで、昨年行った沖縄の写真でもとおもったら、あらまあ、こんな写真も撮っていたのね。商店街の店先で売られていたお酒。このたぐいのお酒がずらりと並んでたな…。 今日は「針供養」の日。 「2月8日と12月8日の年2回あって針仕事をやめて忌み、慎む日とした江戸時代からの行事。折れた針を神前に差して針供養し、針仕事の上達祈願する。」と例のやつに書いてある。 そして「針仕事の上達」だけでなくオプションもあるのだ。このオプションがなんとも女心をつかんでいて心憎い。そのオプションとは「豆腐のように色白になること」も祈願する、んですって。「針」と「色白」ってどう関係あんのよ、って。ありますとも…。「針供養」という行事がえんえんとつづくためには「色白」が必要なんですってば。 おおむね女性はお裁縫の上達など、それほど願わないけど、色白にはなりたいって願うんじゃない? 当世のギャルが「料理上手になるのはカッタルイけどお、美肌は手に入れたいシイ…」って思うのと一緒。 くううっ、日本の伝統行事もこころにくいところをついてくるなあ、って思うのはひょっとしてこのわ・た・し・だ・け? 君嶋真理子さん来社。 今日は三月刊行を目指している歌人・黒瀬珂瀾さんの著書『街角の歌』の装幀をしてもらう。この『街角の歌』の本の出来上がりのイメージはわたしにはかなりはっきりとあり、ふらんす堂の刊行物としてはめずらしくカバーをカラー印刷にしてもらうことにした。そして、写真をつかい瀟洒というよりもシャープなしつらえを心がけてもらう。 たくさんラフをつくってもらったのだが、さすが君嶋マジック、なかなか面白いものが出来上がったのではないかと思う。 そしてカバーにのせる著者の写真がこれがまた素晴しい。黒瀬さんが4枚ほど送ってくれたのだが、どれもが超美形で、今日はこの写真のまわりにふらんす堂のスタッフが群がり集まったほど。 ジャニーズ事務所所属の錦戸亮クンをおもわせるような、(これは分かる人だけ分かってね)男前で、あれっ、黒瀬さんてこういう顏だったかしら? ごめん黒瀬さん、でもたしかに黒瀬さんであることはある。 俄然スタッフたちも「売りましょう!」とおおはりきり。 俳誌「花暦」(館岡紗緻主宰)の10周年を記念して刊行した『花暦合同句集』ができあがり、今日代送となる。 館岡主宰の序文にその師である岸風三楼氏の言葉が引用されていて印象的だ。 「俳句の味というが、膚ざわりのよさは木綿の感触である。食べもので言えば、手づかみで食べる握り飯の味である。」 今日の「船団」ホームページ「今日の一句」は、塩見恵介さんによって、小社刊行の中原幸子さんの句集『以上、西陣から』の作品が紹介されている。 「うん、いいよ。余寒もいいよ屋根の上」 この寒い時期にとても元気な句ですね。わたしは、ブルブル、おお寒い…。 「e船団」のアクセス数が100万人をもうすぐ超えそうだとも書かれている。 それはすごいですね!。
by fragie777
| 2008-02-08 19:43
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Comments(2)
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塩見恵介です
at 2008-02-10 10:48
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現在担当(3月までです)のe船団小欄ご紹介ありがとうございます。中原さんの『以上、西陣から』すごい句集ですね。あれだけのベテランがこんなに自分を「脱構築」しようという試みの勇気。励まされる思いです。現在、神戸もがんがん雪が積もってます。寒さ厳しき折ですが、スタッフのみなさま、くれぐれもお体に気を付けてください!
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fragie777 at 2008-02-10 21:16
塩見さん、お久しぶりです。
「船団」の皆さまともご縁が深いことを つくづくと思います。 中原さんはお元気ですか? こんど、中原さんをはじめ船団の皆さま ふらんす堂へ遊びにいらしてくださいませ。 スタッフ一同で歓迎いたします。 (yamaoka)
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