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1月25日(金)
![]() 写真はシャガールのポスターを額装にしたもの。とくにシャガールが好きというわけではないのだが、この緑色のシャガールはめずらしく額も面白いのでふらんす堂のご近所の画材屋さんがやすく売っていたものを一目ぼれして買い、家の階段のところにただたてかけてこうして毎日のように階段をのぼりおりするたびに眺めている。 本当は、ちがう画をアップしたかったのであるが、シャガールでお茶をにごした。(でもこのシャガールはとても好きよ)じつは愛媛在住の画家松本秀一(まつもと・ひでかず)さんの作品をアップしたかったのである。いま松本さんのエッセイ集『ぺーパーウェイト』をおすすめしていて、そこに何点かご自身の作品を装画として入れるのであるが、その作品の紹介は本が出来上がったときのお楽しみに。その作品がゲラの戻しとともに一昨日だったろうか、送られてきた。それをわたしは自分のうしろに置いたまま、開封する時間がなく今日までそのままにしていたのだ。 昼食をおえてスタッフたちがまったりしているときに、わたしはその何重にも包装された大きなものをよいしょっと少し広いところに運び、すこし胸をときめかせながら包装を解いていく。この丹念な包装はどうだろう。この作品がどんなに大切なものか、どんな思いをこめてこうして作者はこれらの作品をつつんだのだろう。紐にハサミをいれるときの音、その音までが粛々とした響きを放つようだ。ひとつをはがしてもまた美しい用紙につつまれた作品があり、なかなかそのものにたどりつかない。こういう時間って、好きかも知れないな…。ひたすら無言で包装を解く…。 ふらんす堂ははんぱじゃなく雑然としている。今日はそこにもってきて、「ふらんす堂通信」の発送がある。(会員の皆さま、もうすぐお手元に届きます)いつも以上に足の踏み場もないほどである。 そのものに出会うためのかけがえのない時間をたどって、やがて作品が現われる。白の大きな画用紙にモノクロの作品。これはエッチングかしら…。ほかに入っているものもすべてモノトーンのものである。これは鉛筆画? 雑然としたふらんす堂の空気がこの作品の清潔な光りに支配される。この瞬間が好きだ。作品のもつ不思議な力。こういう時間を体験できるということ、本造りをしていてまさに仕合せを感じるときだ。 その作品のうちの一点を、本のおもてに使うのであるが、そのレイアウトの希望を松本さんはいろいろとラフイメージにして書いてこられた。 フムフム…なるほど…。 そして一番最後の行に、 「表紙は希望を言わしていただければ、山岡さんの髪形のようにすこしだけ、アンシンメトリーに」 ですって! まかせて。 松本さん! 今日は夕方より、角川書店主催の角川俳句賞、角川短歌賞の発表および新年会がありそこへ出向く。ひごろおめにかかれない俳人、歌人の方などにご挨拶できる貴重な場である。わたしはいまそこよりもどって、仕事場で暖房もつけずコートも着たままでこのブログを書き終えたところ。 さて、今日のタイトルはなんてしようかな…。
by fragie777
| 2008-01-25 22:38
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