9月17日(月)
矢川緑地にはすでにあちらこちらと曼珠沙華が色鮮やかに咲いていた。
今日はもう朝からついてないったらない。家のわたしのウインドウズパソコンのネットワークのLANがおかしくなってしまい、インターネットが繋がらなくなってしまったのだ。もちろんメールもだめ。そうなるともうお手上げ状態。夜のホームページの書き換えもできないしメールも受け取れない。家族のほかのパソコンにたよることになるのであるが、これが大変なのである。仕事のウェブサイトの製作にも協力してくれている娘がひとりいるのであるが、「ねえ、ちょっと大変、メールもインターネットもだめ、どうしよう?!」と訴えても、「ええっ、うるさいなあ、なによ、そんなん知らないよ!」ってもう、やたらつっけんどだし、冷酷なのだ。やっと機嫌をとりながらどうにかパソコンを借りて、(だいたいわたしのよりいいパソコン使ってるし…何よ!)と思いながら遠慮しながら今日もメールチェックをし、HPの書き換えをしたのだった。しかしである。あんまし態度がでかいので近所中に響き渡るような声で大げんかをしてしまった…。そこへ息子も加わってもう団子状態。(ご近所を顔あげて歩けません。トホホホ)あーあ、今晩の書き換えどうしよう。仕事場に夜中にメールを受けてでもマッキントッシュじゃ書き換えられないし、ちょっと困っている。そんなこんなで、昼過ぎから仕事場へ。もう起き抜けで髪もととのえず、ガンガンに怒ってたのでジーンズに脚をつっこんで白のTシャツでスッピンのまま。スッピンといってもいつもとどこが違うのかといえば、そうたいして変らない。いつもはまゆ毛をととのえて、ルージュをさっとひくだけ。いい歳をしてそれだけって、すみません、もっとせめては顔くらい美しく仕上げてすこしは見苦しくないようにしなくてはならないのですが、悪あがきをしてもって、どこかで居直っちゃう。大衆性が大手をふって歩いている町・仙川だからゆるされよ。夕方、近くの本屋さんへ。詩人のキキダダマママキキさんが、「本名の岸田将幸で『文学界』に詩の作品を発表しました」と連絡を貰っていたので、「文学界」を読みたいと思ったのだ。見つけて開くとその「文学界」にいまふらんす堂ホームページで「短歌日記」の連載をしている東直子さんがなんと小説を寄せている。題名は「うさん」。「うさん」とはどういう意味だろう。立ち読みですまそうと思ったが購入することに。深見けん二氏が発行している「花鳥来」が送られてくる。評判のすこぶる良い氏の著書『折にふれて』の特集を楽しく拝見。こんどの「ふらんす堂通信」でも書評にとり上げる予定である。あらっ、たったいま、息子から電話が入った。「今日の夕飯どうすんの?なにかやっておくことある?」って殊勝な声を出している。「つくってあげるから、家をきれいにかたづけておきなさい!」って偉そうに言ってやった。ふん、ざまあみろ、ってもんよ!