9月14日(金)

写真は新宿にある某デパートのウインドウディスプレイ。ここのウインドウディスプレイは大好き…。今年のテーマ色は「赤と黒」ということなのかしらん…。ちなみにこのりんごは本物そうに見えるでしょう、でも偽物。木でできています。それもきわめて軽い木で…。わたし、触ってたしかめました。
さっきまでみなの熱気でムンムンしていたふらんす堂であったが、もうみんな帰ってしまっていまは私一人。こうしてブログを書くために残っている。明後日からラオスに旅行に行くブックデザイナーの君嶋真理子さんが1時間ほど前まで仕事をしていた。ふたつ装幀を仕上げて、「ああ、これで心置きなく旅行ができる!」って嬉しそうに言うので、「君嶋さん、よいバカンスをね!」って私は心から言う。わたしの斜め横で腕まくりして頑張っていた中井も明日から19日まで、休暇をとる。彼女は伊豆の白浜のほうに遊びにいくらしい。この暑い夏に休みもとらずに頑張ったんだから、いいでしょう、ゆっくりしてらっしゃい。
今日も忙しい一日となった。昨年ふらんす堂のホームページで片山由美子さんが「色の一句」という日替わりの連載をしてくださったが、それを一冊にするための仕事がおおはばに遅れてしまっていた。そのゲラがやっと整い、校正者に送ることができた。午前中はその原稿のプリントに費やす。わたしはどうもWordという編集ソフトが苦手である。本来ウインドウズ用としてつくられている為か、マッキントッシュではかならずなんらかの齟齬が生じる。マッキントッシュ専用のEGWordという編集ソフトは優れもので、本当によく出来たソフトで使いやすい。Wordで貰っている原稿をすべてEGWordに置き換えるという作業を午前中を使ってする。プリントアウトをしてみるとその機能の優劣が一目瞭然である。しかしながら、ふらんす堂のコンピュータはマッキントッシュからウインドウズに移行しつつある。不本意ながら仕方がない。おにぎり一個をぱくついたあと、昼休みをつかって新幹線の予約をとる。一時半すぎにお客さまがひとり、いま句集をお進めしている俳人の井越芳子さんだ。最終ゲラの打ちあわせをする。3時には、句集をおつくりなる予定の勝原文夫氏(俳誌「春燈」同人)が来社。打ちあわせを終えたのが四時ちかく。「俳句」編集部の編集長海野さんより電話をいただき「俳句」で『田中裕明全句集』を書評にとりあげてくださるとの旨。嬉しいことである。そうして詩集をすすめている詩人・早矢仕典子さんに装幀のラフを送る。君嶋さんが仕上げてくれた装幀に目をとおしてそれを印刷屋さんに。詩人の森山恵さんの第二詩集の栞のレイアウトが出来上がったのでそれを森山さんに送る。「ふらんす堂通信114」に依頼を一本して依頼状を投函。そのほかに、今日は三つの請求書を書き、領収書を二つ出し、句集を一本校了にした。などなど…。そんなこんなでいつのまにか空は暗くなっていたのである。このブログを書き終えたら、明日のホームページ新刊紹介のための準備をして今日はもう帰りましょう。