8月3日(金)

あまりにも青い夏の空なので、きょうはこの夏空のような色のスカートとおなじ色の大きなピアスをつけて出社することに決めた。ちょっとタイトな長めのスカートなので自転車に乗れるかなって思ったのだが、これがいい具合にストレッチがきいていてえいっとばかりにまたがってもぴたっと身体に決まり、ウーン、悪くない。太陽はまぶしくても、風にいきおいがあって白いワイシャツもブルーのスカートも風になびかせながら自転車をとばす。ピアスがゆれ、木々がゆれ、光がゆれてわたしは仕事場へ一目散に向かう。
スタッフの中井の出身地は北海道の倶知安というところであるが、彼女の実家かからメロンが沢山送られてきた。中井のお母さんが「今年のメロンはおいしいよ」って送ってくださったのだ。雨が少ない季節は、メロンが甘くなるということである。みんなで山分けをして持ってかえることに。ご馳走さまです。
俳人の本井英(もとい・えい)氏より、俳誌「夏潮」の創刊号が送られてきた。創刊記念座談会「虚子再見」を興味深く読む。深見けん二氏、今井千鶴子氏、高橋睦郎氏と司会の本井英氏の4人による座談会である。とうぜん「花鳥諷詠」「客観写生」ということが話題となるが、なかでも高橋睦郎氏の「『客観写生』について言えば、これはもう僕にとってはまったく当り前のことでしてね。(略)没個性にする。そのことによって自分を救い、(略)すくなくとも自己主張という地獄から解放されることが、表現ということではないかと思っているんです。」「これは何も一俳句のことではなくって、古今東西のあらゆる表現形態というものの優れたものはすべてそうなんで例えば、…(略)マラルメの詩がありますが、この人の詩はどれ見たって『花鳥諷詠』。そして全部没個性、つまり『客観写生』です。」という思い切った発言があり、それを深見氏が受け、「個性」とは何かということに話がすすんでいく。この座談会は次号につづいていくということであるが話の展開が楽しみである。