4月20日(金)
左の写真はふらんす堂のHPの毎日更新サイト「池田澄子俳句日記」で使っているものであるが、この花の名前を知っている人はどのくらいいるだろうか? この写真をみた池田さんが「フリージア? でもそうだとすると葉っぱがちがうかな?」とメールを下さった。「なんという花なんでしょう? こんな感じで咲いてるんです」って仕事場への途中で撮らせてもらったよそのお宅の右のような写真を池田さんに送り、「図鑑でしらべても分からないんです。名前ご存知でしたらお教えください」とメールをして、そのまま日数をかぞえた。すると昨日の真夜中に「わおー、コレかしら。やっと見つけた」って池田さんよりメール。思わず笑ってしまった…。い、池田さん、真夜中のテンションじゃないです…。池田澄子さんは、どうやら真夜中にお元気になるらしい。その花の名前は「黄素馨(きそけい)」というらしい。「・木犀(もくせい)科。・学名 Jasminum humile var. revolutum」などなどいろいろ調べてくださったのである。(黄素馨ねえ)、はじめてきく名である。しかしこの花、わたしの家のまわりではそだてている人がおおいことに最近気づいた。昨夜も塀にはわせている家をみたばかり。いっしゅの流行(ブーム)かしらん。池田澄子さま、ありがとうございました。真夜中はわたしにとってひときわ甘美な時間、そんなときにこんな可愛いホットなメール…、嬉しいです。おかげでやすらかな眠りにつくことができました。
今日は「ふらんす堂通信112」を下版。出来上がりは26日の予定。スタッフのみんなご苦労さまでした。
中原道夫氏の句稿を印刷所へ入稿。中原さんの希望によって活版印刷でということなので金井印刷へ久しぶりに入れる。わたしは編集の仕事をはじめたのは活版からであるので、活版印刷の風合いが大好きである。ポイント活字指定、倍数尺、なにもかもなつかしい。