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6月11日(木) 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる) 旧暦4月26日
靑胡桃(あおぐるみ) 青年がふたり、「お先に失礼します」と礼儀ただしく言って、わたしたちを追い越していった。 今日の七十二候は、「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」である。 どういうこっちゃ、というと 清らかな水辺に蛍が飛び交う頃、昔の人は、水辺の腐った草が蛍に生まれ変わると信じていたようです。成虫の寿命の短さを思うと、その光がより美しく感じられます。」(『季節の兆しカレンダー 石田郷子監修』 より) 胡桃の木からすこし離れて歩いてゆくと、 「車前草(おおばこ)の一種よ」って指さされた。 たしかに車前草のようだけど、すこし違う。 車前草より、華やかなおもむき。 しらべたところ、「イギリスオオバコ」別名「ヘラオオバコ」 あたらしく草の名前を知っても、わたしの頭に定着することはほぼない。 すっかり忘れ去る。 そしてまた新鮮にその名をきいて、やがてまた忘れる。 今日はお客さまが、長野県諏訪市からいらっしゃった。 矢沢六平さん。 句集のご相談である。 矢沢六平さんは、俳誌「夏潮」(本井英主宰)に所属しておられる。 うかがえば、中学生のときから俳句をつくりはじめられたという。 髙田風人子が俳誌「惜春」を昭和63年に創刊をされたときには参加されていたとのこと。 慶応・中等部で本井英氏に俳句を学び、それ以降ずっと俳句をつくりつづけてこられたという。 「最初のころは、「惜春」に投句はしていましたが、ただ投句するだけっていう感じでした。 しかし、伺えば俳句歴は50年以上である。 そして、この度の句集は第一句集となる。 「これまで句集をつくろうってお思いにならなかったのですか」と伺ってみたところ、 「なかったです」と。 「定年退職をしたのをきっかけに、すこし自分の句を整理してみたんです。そしたら、ふっと句集を作ろうって思い立ったのです」 矢沢六平さん。 俳誌「夏潮」を胸に。 本号に「夏潮三賞名句鑑賞」を執筆しておられる。 本井英氏が尽力されている「日盛句会」の立ち上げの時は、長野にお住まいということで、助っ人のお一人として頑張られた様子である。 「日盛句会」ということですが、「夜盛句会」というのもあって、お酒を飲みながらいろいろな俳人の方と楽しく交流をさせてもらいました」とにっこりされた矢沢六平さんであった。 今日ちょうどそのご案内をいただいたところである。 句稿はこれから頂く予定。 どういう編集方針でいかれるか、検討してご入稿の予定である。
by fragie777
| 2026-06-11 18:24
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