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5月22日(禽) 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 旧暦4月6日
柵の上にのっかって睡蓮をながめながら、ぼんやりしているのが好き。 『デッサンモデル』の訳者である木村文さんからなにか届いた。 『デッサンモデル』が二冊はいっていて、手紙がそえてある。 著者のイエヴァ・マリヤ・ソコロヴァイテさんが、本にサインをしてくださったという。 ふらんす堂あてと帯を描かれた文月悠光さんに。 本文扉にリトアニア語でかかれている。 木村文さんが訳をつけてくださった。 「ふらんす堂」のみなさまへ。 最も美しい情景の数々と、その情景の向こう側に 残る最高の物語。そして、目を見開くことを恐れない 読者に恵まれますように。 ありがとうございます! 2026年3月29日 うれしいプレゼントである。 新聞評を紹介したい。 5月の神奈川新聞の岸本尚毅さんによる「かながわの俳壇時評」に、原朝子著『原石鼎の百句』が評されている。できるだけ紹介をしたい。 タイトルは「丁寧な鑑賞に読み応え」 《略)高浜虚子が「進むべき俳句の道」(1918年)で称揚した「ホトトギス」の当時の新人の作は近代俳句の一つの頂点といえる。石鼎もその一人で、100句の巻頭の「頂上や殊に野菊の吹かれ居り」は虚子に絶賛された初期の名句。今日愛誦される石鼎の作は早い時期の作が多いが、本書は一般向けの鑑賞書で触れられる機会の比較的少ない石鼎の後半生の句をも多く拾う。 たとえば「朝やけも夕(ゆ)やけも映る障子かな」は素人の作と見紛うほどに平淡だが、一日の始まりと終わりを同時に眺めているような感覚を独自のもの。この句は51際の作。石鼎は40歳代から神経衰弱に悩んでおり、この句からは、「一日中部屋に籠り、日課と静養につとめる作者の姿が浮かぶ」(本書) このほか、「天地をいたはり見るや去年今年」「七面鳥冬日の中にわらひけり」などは必ずしも一般受けしない異色作だが、このタイプの句に対する本書の丁寧な鑑賞は読み応えがあった。 ほかに城倉吉野句集『山籟』より。 「松納母の薬の色とりどり」は城倉吉野「山籟」より。正月も終わり服薬を欠かさぬ母の日常を詠む。著者は横浜市在住、大木あまり(横浜市)に師事。 午後にお客さまがひとり見えられた。 歌人の山田航(やまだ・わたる)さん。 目下、「前田夕暮の百首」の執筆者であり、すでに原稿は入稿澄み。 今日は装丁のラフイメージなどをご覧になった。 山田航さんは、北海道・札幌にお住まいである。 ご上京のついでに立ち寄ってくださった。 担当のPさんと楽しそうに打合せをしている。 「なにかおもしろいことやりましょう」なんて、話をしている。 わたしも呼ばれて、話に参加。 山田航さん。 東京にはまだすこし滞在するご予定であるらしい。 「この寒さにはまいりました。長袖を一枚も持ってこなかったので」と心許なそう。 「風邪をひかないようにお気をつけて」とわたしはお帰りの際にもうしあげたのだった。
by fragie777
| 2026-05-22 18:26
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