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5月18日(月) 旧暦4月2日
国立・谷保にて。 すでにしてこの暑さである。 クーラーをつけて仕事をしている。 この夏はいったいどうなるのだろうか。 5月16日(土)に千葉県学習センターにておこなわれた第11回千葉県俳句大賞の授賞式について、出席したPさんのレポートを紹介したい。 * 2026年5月16日に、千葉県生涯学習センターにて、千葉県俳句大賞贈賞式、が行われました。 千葉県生涯学習センター また、栗原公子さんの句集『折り鶴』が千葉県俳句大賞の準賞に選ばれました。 葉県俳句大賞集合写真 審査員の先生方とともに。 前列左から3番目が栗坪和子氏、4番目が栗原公子氏 受賞者を代表して栗坪和子さんがご挨拶されました。 栗坪和子さん この度は千葉県俳句大賞と大きなありがたい賞を賜りまして、能村研三先生をはじめ、皆様のご支援があってのことと心から感謝申し上げます。 千葉県俳句大賞ということで、「千葉県」という言葉があるのが、私にはとても誇らしく思い、また光栄なことだと思っております。 私は千葉県の南の方ですが、旧国名ですと日本で一番小さな国である安房で生まれて、育ちました。一族はみな安房の人です。千葉県俳句大賞という名前に何しろもう本当に心から嬉しく思っております。 私は高校まではずっと安房におりましたので、安房のことは四季折々のことが思い出されます。県立の大変ふるい女子校に通っていましたが、そこで古典の先生が私に俳句を教えてくださいました。それが原点となって今に至っております。 その後、出版社に勤め、そこでとても大事な先生方にたくさんお目にかかりました。 そこで文學のことをいろいろと教えていただきました。 この「海嘯」という素敵で大らかな私の句集のタイトルは、能村研三先生がつけてくださいました。とても気に入っております。 この本の造本はフランス装の函入りですが、南フランスに「カルトナナージュ」という布や紙を貼って美しく仕上げる函細工の伝統工芸があります。フランス装の箱の入りの本の原点といわておりますが、私は編集者としてたくさん本をつくってきたものですから、もし自分で本をつくるとしたら、「フランス装函入り」にしたいと決めていました。 そしてふらんす堂の山岡さんにご相談しましたら「ぜひ、フランス装函入りでやりましょう」とそう言ってくださりまして、このような珍しい本の形になりました。 表紙にフランス語のタイトルもつけることになり、高校の先輩の新藤美恵子さんのお嬢様がフランス語に堪能でいらっしゃいまして、ご相談しまして、フランス語のタイトルをつけさせていただきました。 私はずいぶん長いこと俳句をやっておりますけれども、なんとなく心の支柱のように思っているのは、古今和歌集仮名序の冒頭のところです。「やまとうたは、ひとのこころをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける。」それから、「いきとしいけるもの、いづれかうたをよまざりける。」この部分を、俳句を書くときや文章を書くときにいつも心に原点として留めております。原点に帰るところ。言葉のその奥深さを今の現代の俳句でも、そういったものは活かせないだろうかということを、この受賞を通じていろいろと考えて、もう一度原点に帰って俳句をやりたいと切に思っております。 皆様今日はありがとうございました。ありがとうございました。 栗坪和子さま、栗原公子さま、ご受賞おめでとうございます。 また、同時に千葉県俳句作家協会賞表彰式も行われました。 千葉県俳句作家協会賞集合写真 みなさま、おめでとうございました! * 白南風やフランス装の訳詩集 栗坪和子 風に髪あづけ少女は五月の木 栗原公子 お客さまが午後におひとりいらっしゃった。 胡桃文子さん。 目下、第一句集を編集制作中である。 スタッフの優子さんが対応。 胡桃文子さんは、「天為」有馬朗人氏のもとで俳句をはじめられ、いまは「天晴」(津久井紀代主宰)を中心に俳句をつくられている。 ただ、ひたすら俳句をつくってこられて、句集を出すなんて考えてもいなかったとおっしゃった。 この度は津久井紀代主宰が背中を押してくださったので、出そうと決められたとのこと。 胡桃文子さん。 「今回、句集にまとめられていかがでした?」と窺ったところ、 「たいした句があるわけではないんですけど、すごく楽しかったんです。一句一句は、つくるときはそれは苦労してつくりますでしょ。その句がこうして一冊の本におさめられるって思うと、嬉しくて」 とおっしゃってにっこりされたのだった。 こちらば吸葛(スイカズラ) 別名忍冬の花。
by fragie777
| 2026-05-18 18:10
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