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5月17日(日) 旧暦4月1日
仙川商店街をすこし離れたところに子育てをしている燕をみつけた。 かつては仙川商店街を燕が飛び回っていただが、ここ数年姿を消してしまっていた。 すこし遠回りをした夕暮れにこの燕の巣をみつけたのだった。 ここは、酒屋さん兼立ち飲み屋さんの店の一角である。 店の前にテーブルを置いて、外で立ち飲みをするようになっていて、立ち飲みをするひとたちの頭の上をすいーっと飛んで来るのである。 飲んでるひとたちは案外気づいていない。 わたしがカメラを向けていると気づいて、ちょっと驚いたりしている。 かろうじて子燕の頭がみえている。 3羽から4羽だろうか。 2羽の燕が出たり入ったりして子育てを頑張っている。 しばらくは遠回りして観察するつもり。 今日は奥坂まや著『鳥獣の一句』5月12日と5月29日付けより。 子燕のこぼれむばかりこぼれざる 小澤 實 燕は、軒下の、雛が天井に頭をぶつけんばかりの隙間に巣作りをすることが多い。一回に産む卵は三個から七個というが、卵の数を予定にいれて巣の大きさを加減しているとも思えない。だから七羽全部が孵ったら、もう大騒ぎ。泥の巣に犇ひしめいて真っ赤な口を開け、押し合い圧し合いしている。落っこちそうに見えるが、どっこい、少しはみ出しても、しまいには巣の中に収まる。(『立像』)季語=燕の子(夏) つばめ孵り少女は人にしたしまず 鈴木六林男 小学校高学年か中学生くらいだろうか。ちょっと前までは快活で、誰にでもすぐ打ちとけていたのに、無口になり、部屋に籠もって親との会話も避けるようになった。思春期の少女は、初潮という生々しい形で自らの性をつきつけられるので、精神的に不安定になり、周囲に対して心を閉ざすことも多い。でも、今の状態は卵の中と同じ。いずれは心の殻を破って、新たな自分が始まる。(『荒天』)季語=燕の子(夏) 昨日の夕空。
by fragie777
| 2026-05-17 19:07
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