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5月15日(金) 竹笋生(たけのこしょうず) 京都葵祭 旧暦3月28日
矢車草(やぐるまそう) 別名、矢車菊(やぐるまぎく) 国立・矢川にて。 心ひかれる花である。 「第17回田中裕明賞」の特設ページが公開となった。 受賞者板倉ケンタさんの初々しい受賞のことば、選考委員のみなさんの丁寧な選考のことば、賞をつづけていくことは気合いと情熱がいることであるが、「田中裕明賞」を大切に思ってくださる方々にはげまされながら、頑張ってつづけていきたいと思っている。 「今日は京都の葵祭よ」って歳時記カレンダーを見ながらわたしが言うと、つかさずスタッフから 大学も葵祭のきのふけふ 田中裕明 と声がして、「いいわあ、このゆったりとした時間」と別のスタッフの声。 つかの間であるが、なにかとてもいい時間が流れたのだった。 今日はひとりお客さまがいらっしゃった。 上田りんさん。 目下すすめている第2句集の装丁などのご相談にいらっしゃった。 上田りんさんは、俳誌「椋」(石田郷子代表)所属、10年前に第1句週『頬杖』を上梓されている。 「もうあれから10年経つのですか! 早いですねえ」と思わずわたしは申しあげたのだった。 担当スタッフは、Pさん。 造本をいろいろとご覧になって、クータ―バインディング製本のものをお選びになった。 句集名は、、いまはちょっとナイショ。 できてからのお楽しみに。 句集名にした俳句をうかがったところ、なかなかおもいきった(?)俳句である。 半分以上の句はすてて、そこからさらに石田郷子代表に選句をしてもらっての第2句集である。 「今回、まとめてみていかがでした?」とうかがったところ、 「第1句集のほうがよかったようにおもえてしまって。満足はしていません」と厳しい言葉である。 「第1句集のほうが思い切った句があったような……」とも。 しかし、それは句を見る力をつけられたゆえの自身の句への厳しさであるかとも、わたしは思ったのだった。 上田りんさん。 百句シリーズの著書をごらんになって、「ああ、蛇笏の百句があるんですね。わたし蛇笏の句がすごく好きです」と。 そして、「自分の句がだれてくると自戒のために蛇笏の「秋風」の句をかならず口ずさむんです。」 その一句は、 秋風や野に一塊の妙義山 飯田蛇笏 「妙義山に行ったこともないけれど、句のかたちがいいでしょう。」明るくおっしゃった上田りんさんだった。
by fragie777
| 2026-05-15 18:12
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