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5月6日(水) 蛙始鳴(かわずはじめてなく) 旧暦3月20日
奈良・法隆寺へ。 昨日は、京都においしいものを食べに行こうとすこし贅沢な誘いにのったのであるが、実は行こうとしていた場所がお休みだったり、あるいは美味しいデザートをたべさせるところの予約時間に間にあわなかったりでおおいに番狂わせの一日となってしまったのだった。 しかも、空き時間はなんの予定もたてておらず、急遽奈良の法隆寺に行こうということになった。 法隆寺にはこれまで3度ほど来ているが、いつも救世観音像は夢殿のおくにあってその扉が開いていたことはなかった。 それでは救世観音にも会いに行こうということになった。 法隆寺は行くたびに思うのであるが、あたり一体を特別な気が支配しているのである。 ほかの奈良のお寺とはぜんぜんちがう。 さまざまなアルカイックスマイルの仏像がいる。 これは中門の金剛力士像。 こちらはこわい形相である。 中門は、エンタシスの柱をもちいた飛鳥時代のものであるが、この金剛力士像は、奈良時代のものであるらしい。 しかし、迫力と造形美のある力士像である。(塑像づくり) 中門。 五重塔と金堂。 廻廊。 いい風がふきぬけてゆく。 美しい五重塔。 庭。 大宝蔵院にむかう。 すきな仏像である百済観音像を見上げる。 あいかわらず不思議な魅力をたたえている。 硝子のケースにおさめられていたが、高校生のときにみた百済観音は、もっと身近なところにさりげなく立っていた。 いよいよ夢殿へ。 たくさんの人がいるんではないかとおもったがそれほどでもなく、列の最後尾につく。 変わらずに(?)八角形で美しい。 いつもは閉ざされた円堂をひとめぐりして帰るのであるが、今日は、いくつかの扉がおおきく開かれている。 美しい伽藍の屋根。 この扉のむこうに救世観音像が。。 謎をひめたアルカイックスマイルだ。 聖徳太子の等身の救世観音像が、金箔をのこしながらこちらを見つめていた。 写真撮影が禁止というのが残念である。 ヨーロッパなどの美術館はおおかた写真撮影をゆるされている。 残念だ。
by fragie777
| 2026-05-06 18:42
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