ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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贅沢な本作りは、短詩形の世界が最後のとりで?!

3月12日(木) 二月堂お水取り 旧暦1月24日



贅沢な本作りは、短詩形の世界が最後のとりで?!_f0071480_17283166.jpg
菜の花にふちどられた仙川。


贅沢な本作りは、短詩形の世界が最後のとりで?!_f0071480_17283454.jpg

鴨たちが気持ちよさそうに泳いでいる。

ヒドリガモである。

贅沢な本作りは、短詩形の世界が最後のとりで?!_f0071480_17283768.jpg
雄のヒドリガモ。


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雌のヒドリガモ。

どちらもよく肥えている。
これからシベリアへ帰ってゆくのだから、体力をつけておかなくてはいけない。

さよなら。気をつけてね。
また、仙川に来てね。

わたしはそう挨拶をしておいた。
もちろん鴨はしらんぷり。


贅沢な本作りは、短詩形の世界が最後のとりで?!_f0071480_17284225.jpg
このあたり涸れてしまった仙川だったのだが、水がようやく戻った。。。
しかし、なお不安である。
かつては翡翠がたくさんいたところであるが、このあたりはいまは姿を消してしまっている。




今日はいますすめている句集の表紙の箔押し見本がおくられてくる。
まちがいがないように、製本屋さんが本にする前に送ってくれるのである。


贅沢な本作りは、短詩形の世界が最後のとりで?!_f0071480_17285791.jpg
淡いピンクのクロスと、若草色のクロス。
どちらも春の色である。
ピンクの方はyamaoka担当。
若草色はPさん担当。
それぞれが、箔押しにまちがいがないことを確認して、製本屋さんへOKを出す。
こういうぜいたくな布クロス装が、いろいろと使用されるのは多分詩歌の世界がいちばん多いと思う。
それも短詩形の世界が多いのでは。。。

本が出来上がってくるとこれらは処分してしまうのであるが、
いつも処分するときに、とても贅沢なものを捨てる気分になってしまう。




目下、『深見けん二の百句』をすすめている。
執筆者は山田閏子さん。
装幀も決まってちかぢか下版する予定である。
今日わたしは詩人の手塚敦史さんへの原稿拝受のメールに、

 人はみななにかにはげみ初桜  深見けん二


の句を引用して、「この句にはげまされながらがんばってます」と記したのだった。




贅沢な本作りは、短詩形の世界が最後のとりで?!_f0071480_17325784.jpg
わたしの今日のお昼。

アンデルセンの「デンマークソーセージドッグ」

たまに食べたくなるのよね。

えっ、コートの袖口がほつれてる?って。

いやこういう仕立てなのよ。

いまの洋服ってなんだってあり、よね。

今日の朝日新聞のファッション紙面。

ジョン・ローレンス・サリバン

カッコよかったな。







 





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by fragie777 | 2026-03-12 19:09 | Comments(2)
Commented by 村山半信 at 2026-03-13 05:08
詩歌を作るという豊かな時間、それを一歩一歩本に造り上げていく贅沢さ……現在御社に進めていただいている拙書の作業の中で、しみじみと感じております。
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Commented by fragie777 at 2026-03-13 16:30
村山半信さま

ありがとうございます。本ができあがっていくことを夢見ながら作業をすすめてゆく、いちばん幸福な時間かもしれません。
(yamaoka)
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