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2月18日(水) 旧暦1月2日
神代植物園の梅はそろそろ咲きはじめている。 白梅がさくころの潤むような空が好きだ。 新聞の記事を紹介したい。 2月16日づけの毎日新聞の櫂未知子さんによる新刊紹介に、藺草慶子句集『雪日』がとりあげられている。 第5句集。写生の確かさが心に残る一冊。一句一句の格調の高さとともに、ある種の華やぎが全体を貫いており、読後の充実感を約束してくれる句集である。 永き日のあはうみに櫓を入れにけり まだ粒のふれあはずして青葡萄 17日づけの讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、田中久幸句集『瓜の花』より。 能登の潮零さぬやうに栄螺焼く 田中久幸 「能登の潮零さぬやうに」の心づかいには、焼き方の注意だけでなく能登の人々への思いがこもっているだろう。二〇二四年の元日の大地震以前の句。と長谷川櫂さん。 16日づけの中日新聞の「中部の文芸」で加藤かな文さんが『現代俳句文庫 中村雅樹句集』を取り上げてくださった。 タイトルは「弓を引き的狙う 求道者のよう」、 抜粋して紹介したい。 (略) 炎天や帆をあやつるといふことを 表紙に大きな文字で1句だけ掲出されている作品。山口誓子の名句「炎天の遠き帆やわがこころの帆」に挑んだものに違いない。誓子の句はまさに彼の「感覚によって把握されたもの」だろう。沖合のヨットまたは帆船をどう感じたかを述べるのではなく、それがどうであったかを正しく描く。 赤のまま水に鼠の落ちにけり 板前が戸口の梅を見てをりぬ 涼しさの的は遠くに置きにけり 露の玉一気に走るときのあり 中村氏は、「遙かな道を思い、呆然とするばかり」とも記す。まさに〈的は遠くに置きにけり〉だ。作品はどれも、求道者のようにゆっくりと弓を引いて的を狙う。 今日はこれから、12日亡くなられた島谷征良さんのお通夜に伺う予定である。 場所は、和田湘南斎場(辻堂駅)。 それでは行ってまいります。。 雛飾る畳のうへの紙の音 島谷征良
by fragie777
| 2026-02-18 18:34
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Comments(2)
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