ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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蛇穴を出づるころ。

2月14日(土) 魚上氷(うおこおりをいずる) 旧暦12月27日

蛇穴を出づるころ。_f0071480_20041004.jpg
万作の花。

神代植物園にて。


蛇穴を出づるころ。_f0071480_20041562.jpg
空の青さによく映えている。

あたたかな早春の一日だった。


大鷹が気持ちよさそうに天空を舞っていた。




今日は、田中裕明・森賀まり共著『癒しの一句』より。
今日の日付の句を田中裕明さんの鑑賞で紹介したい。

 蛇穴を出て水音をききにけり   三橋鷹女

三橋鷹女は二月が好きだったのだろうか。「雪霏霏と二月をのこをゆめみけり」「詩に痩せて二月渚をゆくはわたし」「おもふことみなましぐらに二月来ぬ」「死もたのし二ン月穹(そら)の蒼き日は」。
戦前戦後を通じて気迫のこもった、独特の女流らしからぬ作品をものした。鷹女には二月というきびしい季節も似つかわしく思われる。
地中で冬眠をしていた蛇が春あたたかくなると穴を出てくる。これを「蛇穴を出づ」という。「地虫出づ」「蟇穴を出づ」などもよく似た季語である。冬、室内にとじこもりがちな人間も春になると外に出てくる。人間も、蛇か地虫になったような気のすることがある。
地上に出てきた蛇が春の小川の音を聞いたのである。自分ではなく、冬眠から覚めた蛇が水音を聞いたところがおもしろい。情念に飛んだ鷹女の句にはめずらしい。諧謔をたっぷりと含んだ作品である。
鷹女は明治三二年(一八八九)千葉県成田市生れ。中村汀女・橋本多佳子・星野立子とともに四Tと並称された。掲出句は、句集『魚の鰭』(昭和一六年)所収。(蛇穴を出づ・春)



神代植物園のなかのカフェで、蜂蜜添えカレーライスを食べた。

デジカメのバッテリーが切れてしまって写真はとれなかったのだけど、「菊戴(きくいただき)」という鳥を見た。

この万作の花の色のような黄色があたまの天辺にある鳥である。




蛇穴を出づるころ。_f0071480_20042026.jpg




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by fragie777 | 2026-02-14 20:35 | Comments(0)


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