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2月8日(日) 旧暦12月21日
朝起きたら、雪景色となっていた。 午後には雪は止んだようである。 投票にいくために、外にでるとやばり寒い。 投票所まえの雪 軒氷柱をみる。 仙川駅前。 書店などに立ち寄って、仕事場へ。 今日の朝日新聞の「風信」に、第26回現代俳句大賞を受賞された坪内稔典さんの記事が載っている。 大阪府の俳人・坪内稔典さん(81)に決まった。ウイットに富む平易な新しい俳句によって、現代俳句の地平を大きく広げたのが受賞の理由。若い世代の俳句や評論を発表する拠点として「現代俳句」「船団」などを組織し、新しい才能を育てた功績や、近代俳句史研究で多くの論考を発表した点も評価された。 本当にこの通りであると思う。 評価されてしかるべき方が評価されたことを心から喜びたい。 坪内稔典さま。 現代俳句大賞のご受賞おめでとうございます。 こころよりお祝いを申し上げます。 春雪や学期も末の苜蓿(うまごやし) 昭和三年 まぼろしの白き船ゆく牡丹雪 『山川蟬夫句集』昭和55年 「冬」に収録。多くの歳時記では、「春の雪」として「春」に立てるが、高柳は冬としている。高柳は、言葉の船長として多くの船を所有した。「船焼き捨てし/船長は//泳ぐかな」と焼き捨てた船はもちろん、『日本海軍』をも所有した。これらの船は、言葉によって所有されたものであり、高柳の「まぼろし」であった。現実世界での所有ではなかった。いままた、言葉の船が、牡丹雪の降る彼方を、白いまぼろしとなって遠ざかってゆく。やがて視界から見えなくなるであろう。見送るのは、降船した老いた船長の高柳でよいか。「雪」は、高柳にとって多く救済のイメージに重ねられているのである。 解け初めて雪の表の沈み行く 高浜年尾(大正十二年) 積もった雪が解け始めた。雪の表面が凹む。雪の嵩が減り、表面は次第に低くなってゆく。そのような様子を「雪の表の沈み行く」と詠った。 当り前の景である。それをじっと眺めて言葉に定着させようとする作者の静かな息遣いもあったはずだが、それさえも句の面からは消え去っている。 そこにあるのは「雪の表の沈み行く」という、何のけれんみもない、過不足のない言葉の塊だけ。一元的な叙景の手本とすべき一句である。 書店に立ち寄って、本を一冊買う。 カバーどうしますか?と尋ねられ、「結構です」とこたえたのだが、「やはりつけてください」と頼む。 紀伊國屋書店のカバーをまいた本を手にするのは何年ぶり?!だろう。
by fragie777
| 2026-02-08 18:30
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