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1月7日(水) 七草 旧暦11月19日
尉鶲(ジョウビタキ)♂。 神代植物園にて。 枯れ木などに止まっているとその鮮やかな色が目にはいる。 鶲というと、俳人・森田峠を思い出す。 家の庭にやってくるらしく、その鶲を律儀なくらい詠んでいる。 『森田峠全句集』を作成中にふっとそのことに気づいたのだった。だから「鶲」をみると森田峠をおもいだしてしまうのだ。 そのうちより一句。 紋見せに幾たびも来る鶲かな 森田 峠 「紋見せに」とあるのは、ジョウビタキには羽根のところに白い斑点があってそれがよく目立つ。(わたしの写真ではわかりにくいが) そして、森田峠は鶲をよむときかならずと言っていいほど、この紋も詠み込んでいる。 目下、「森田峠の百句」も進行中である。 執筆者は、森田純一郎さん。 森田峠のご子息であり、「かつらぎ」の主宰者である。 俳人の岸本尚毅さんは森田峠の俳句がお好きらしく、この百句もやってみたいとおっしゃってくださったのであるが、この度は森田純一郎さんにお願いしたのだった。 じっくりとりくんでくださってよき「森田峠の百句」になりそうである。 森田峠というと「愚直なまでに」という言葉を思う俳人である。 1日づけの毎日新聞の「季語刻々」で坪内稔典さんは、正岡子規の句を紹介しながら、昨年ご自身が執筆された『正岡子規の百首』にふれてくださっている。 一年は正月一生は今に在り 正岡子規 「少年を誡める」という前書きがついているという。「俳句というよりもことわざに近いが、新年にあたって子規はこの句を若い人に贈った」と坪内さん。『正岡子規の百首』についてここで触れてくださったおかげか、たてつづけにこの本の注文がはいった。うれしいことである。 子規はなかなか名言をのこしている。そのひとつ、 「悟るとは平気で生きていくことなり」 けっこう好きなことばである。 (ああ、なんてだめなヤツなんだ、わたしは)とさけびつつ、胸をうちたたきたくなるようなとき、この言葉をおもいだす。そして(へいちゃらさ)って思うのである。 もともと恥をしらないyamaokaなので、すぐに立ち直る。 (いいのか、こんなんで……) いいことにしよう、と。 おなじく毎日新聞の今日の日付の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、河瀬俊彦句集『櫓の音』より。 初吟行山羊も欲しがる手書き地図 河瀬俊彦 前書きに「板橋こども動物園」とある。「手書きの地図を持って吟行したのは老人仲間だろうか。若いひとだと地図はスマホで見る」と坪内さん。老人仲間でもいまはスマホに頼るひとが多いのですよ、坪内さん。使い慣れれば圧倒的に便利である。しかし、スマホだと山羊は欲しがってはくれない。 お正月の初の吟行を動物園に行くなんて、なんとよろしいのでしょう。それも「こども動物園」に。きっとあまり怖い動物とかはいなくて、身近な動物がのんびりと飼われている、そんな動物園だろう。老人仲間とこども動物園。俳句吟行ならではの風景かも。
by fragie777
| 2026-01-07 18:25
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