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8月23日(土) 処暑 旧暦7月1日
わたしの風邪はいまひとつだったが、車に乗っけてもらって石田郷子さんが暮らす名栗まで行く。 今日は、恒例の下名栗諏訪神社の獅子舞があるのだ。 毎年見ているのだが、村人総出でおこなわれるこの里祭りはとても良き祭りなのである。 獅子舞といってもいろんな舞があって、神剣を咥えておどる舞もあるのだが、今年は昼の部をみたのだった。 明日が本番で今日はリハーサルということ。 しかし、踊り手は大汗をかいて真剣である。 華やかさをそえる簓(ささら)をはじく女の子。 しかし、人手が足りずなかは男子ということも。 いかにも里祭りののどかさがあっていい。 この子たちもいずれは舞手となっていくのだろうか。 水を補給してもらっている獅子。 むささびとももんががいる木って、石田郷子さんに教えてもらった。 むささびの穴の下なる秋祭 石田郷子 の句をわたしは思い出したのだった。 祭りがおこなわれている笛の音を背にして、社裏の山道を登っていく。 山の冷気をふくんだ風がまことにここちよい。 わたしはいつしか咳をしなくなっていた。 草々を横目にみながら、 美しい山野草も咲いている。 松風草(まつかぜそう)。 名前も姿も美しい。 奥へ奥へと。 さらにいく。 足元には、可憐な花が。 羽黒草(はぐろそう) かがんで目をこらさないとわからないほど、ひっそりと咲いていた。 こういう花に気づくことも嬉しい。 渓流が見えてきた。 下りたいけど、ちょっと足元があぶない。 すると、石田郷子さんがひとり、するすると下りていく、 「あぶないですよ」 「気をつけてください」という声がかかる。 「ちょっと足元が…」などと言いながらも下りていく。 ふっとわたしの後ろをみると ひとり山上を見上げている友人も。 気持よさそうだ。 何をみているんだろう。 とうとう下にたどり着いた。 水に手をいれて。 「冷たいですかあ?」と尋ねる声。 「ぬるいよ」と答える声。 そしてドッと笑い合う。 記念写真。 郷子さんも入って。。 初秋の山をちょっぴりであるが味わったわたしたちだった。 帰りは高速に乗ってもどったのだった。 風邪は山の精気にあたったためだろうか、出かけるときより大分よくなったような気がする。 皆さま、今日は楽しい一日でした。 お世話になりました。
by fragie777
| 2025-08-23 20:43
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