ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

fragie.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

ふらんす堂の編集日記と最新ニュースなど。 By YAMAOKA Kimiko
by fragie777
プロフィールを見る
画像一覧
新着記事を受け取る
Facebook Instagram
< March 2026 >
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
全体
インタビュー
本紹介
賞
未分類
以前の記事
2026年 03月
2026年 02月
2026年 01月
more...
最新のコメント
ありがとうございます。 ..
by fragie777 at 10:18
村山半信さま ありがと..
by fragie777 at 16:30
sinamonさま ほ..
by fragie777 at 16:26
詩歌を作るという豊かな時..
by 村山半信 at 05:08
長い冬を通り抜け咲いたば..
by sinamon at 17:36
村山半信さま ありがと..
by fragie777 at 16:45
sinamonさま あり..
by fragie777 at 16:43
創立記念日、おめでとうご..
by 村山半信 at 05:20
村山半信さま そうでし..
by fragie777 at 09:28
茂吉翁は青年時代、私が住..
by 村山半信 at 05:16
検索
外部リンク
  • 自費出版のご案内 | 出...
画像一覧

もっと見る
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ

八月は死者たちの声にみちて。

8月11日(月) 山の日  旧暦6月18日


八月は死者たちの声にみちて。_f0071480_16334787.jpg

日差しに透けて美しい葉のかたちと緑。


八月は死者たちの声にみちて。_f0071480_16335005.jpg

すでに小さな実をつけている。

なんの木だろう。


八月は死者たちの声にみちて。_f0071480_16335693.jpg

犬枇杷(イヌビワ)の木とあった。

イヌビワは雑木林の中で普通に見られますが、気づく方は少ないかもしれません。果実の形がビワ(枇杷)に似ていることからの名と言われています。

とある。
そう、わたしも何度かこの辺はあるいているが、気づかなかった。
日が差し込んでその緑のあかるさに目をうばわれたのだった。
木々の間をあるくのは、こういう発見があるから楽しい。
しかし、この出合いもすぐにわすれて、ふたたびあらー、きれい、いったい何の木?なんていいそうである。




高橋睦郎さんの昨日今日の「短歌日記」に詠まれているように、八月は死者の影がいろこく感じられる季節であり、死者たちの声が地にみちみちている。

この「短歌日記」の連載が機縁となってはじめられた角川「短歌」八月号は、高橋睦郎さんと大辻隆弘さんの往復書簡「叙景をめぐって」の第三回目となる。今回は大辻さんへ高橋さんからの書簡である。タイトルは「叙景即抒情」。




今日の毎日新聞の櫂未知子さんによる句集の新刊紹介は、片山由美子句集『水柿』。力の入った評である。
抜粋して紹介したい。

(略)師の鷹羽狩行に教わったことで、「最も大切なのは俳句の格調」(あとがき)とし、それにかなう作品が収められている。〈露けしや鍵に公私のあることも〉その一方でかすかに不穏なる雰囲気のある句も見られた。〈水槽に死に近きもの台風圏〉
特筆すべき点のひとつは、世界情勢を踏まえた作品が違和感なく収められていることである。〈年送る武器の名いくつ覚えしや〉(略)この句はあくまでも自身に惹き付け、終わらぬ戦争を淡々と描いた。伊藤若冲の絵に触発された「動植綵絵頌」の章といい、新境地をひらいた一冊。



そしておなじく10日づけの坪内稔典さんによる「季語刻々」は、谷ゆう子句集『呵呵』より。

 生きねばならず摂氏四十度の残暑   谷 ゆう子

「思いを素朴に表現した俳句」と坪内稔典さん。この気持よくわかる。「朝露のひかり踏み敷くスニーカー」もゆう子さん。残暑の日の早朝の風景だ」と。




午後よりずっと仕事場で仕事。
うずたかく積んであった俳誌や、いただいだ寄贈の本に目をとおす。
ブログも書いたので、これから仙川をぶらぶらしようかと思っている。




八月は死者たちの声にみちて。_f0071480_17403576.jpg
誰もいないふらんす堂





Tweet
by fragie777 | 2025-08-11 17:46 | Comments(0)


<< 「好摩の窓」のご案内。 滅びゆくもの生れゆくもの >>

ファン申請

※ メッセージを入力してください