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4月19日(土) 旧暦3月22日
国立の里山をあるく。 谷保天神裏の山藤が見事だった。 むらさき色の怪物がうねるように空へのぼってゆく。 そんな感じ。 仰ぎ見て林中に入るや藤を見ず 相島虚吼 藤の花照る日に焼くるむらさきのうづまくほのほ天のぼりさく 太田水穂 「地獄の窯の蓋(じごくのかまのふた)」 美しい紫いろをしている。 途中、魚釣りの親子にであう。 けっこう、大きな魚を釣り上げていた。 夏日のような一日となった。 「ほら、りんごの花よ」って友人がすこしとおくにある小ぶりな木をゆびさす。 白い花がいちめんに咲いている。 近寄れないのが残念。 花林檎貧しき旅の教師にも 飴山 實 そして、 諦めていたのだが、梨の花も見られた。 滴せば滴と絶えむ梨の花 暁 台 二十世紀の梨であると。 世の中をうしといひてもいづこにか身をばかくさん山なしの花 よみ人しらず(古今六帖) 春のものは今日で見納めかもしれない。 これから夏に急速にむかっていくようにおもえる。 林檎の花も梨の花にもあえたことを良しとしよう。 京王線にのって国立にむかうとき、 「この電車は、ワンマン運転です」 と車内放送があった。 すると、目の前の小さな女の子が、母親の顔を見ながら 「ねえ、この電車、ワンワン運転なのお? 嬉しい!」 って喜んでいる。 (ワンワン運転! そりゃいいね!) わたしもなぜか心浮き立ったのだった。 この小さな店をおおうように山藤が咲き上っている。
by fragie777
| 2025-04-19 18:52
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