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3月31日(月) 旧暦3月3日
桜である。 そして今日は花冷えである。 たいへん寒い。 冬用のダウンを居候先より拝借して出かけることになった。 わたしの冬用のコートはすべて段ボール箱のなかである。 数日前の夏を感じさせるような暑さから一変しての寒さ。 甘かった。。。 そういえば東京は4月に大雪が降ったことが何回かあったのだった。 今日は。岸本尚毅著『虚子選ホトトギス雑詠選集100句鑑賞』より、二句の鑑賞を紹介したい。 花を見し面を闇に打たせけり 前田普羅 夜の桜を見た。心は高ぶったまま花から離れ、暗闇に歩を向ける。花を見て火照ったような顔を、冷え冷えとした闇に曝す。「面を闇に打たせけり」とは、闇をして顔面を打たしめた、という意味である。暗闇が「面」を打つという極めて主観的な発想の句である。 花を詠った句であるが、孤独な句である。花の余韻の他は深い闇があるだけである。 顔と言わず、「面」と言ったところも、白い能面のような顔が連想され、闇の深さを際立たせる。(大正四年) 花びらに飛びつく雨の見ゆるかな 鈴木旭人 桜の頃はよく雨が降る。「花の雨」という季題がある。花を散らす雨には春雨の風情がある。しかし掲句は、そういった風情は忘れ、接写に徹した。 つぶさに見ていると、ときどき花びらに雨粒が当り、花びらが震える。本当に花をめがけて雨が飛びつくわけではないが、虚空から狙い澄ましたように雨粒が落ちて来る。接写なので、「花」ではなく「花びら」と詠った。さらに「見ゆるかな」という一見無駄なような言葉によって句の情景を念押しし、印象を定着させている。(昭和六年) お知らせである。 『季語別鷹俳句集』のアプリが配信停止となるにあたって、さらにパワーアップした電子版が登場した。 目下販売中であり、なかなかいい売れ行きとなっている。 「鷹」の会員の方のみならず、俳人の方々も重宝しておられるようである。 新しい作品が加わり、まさに増殖してゆく歳時記である。 価格は3300円(税込み) インターネット環境があれば、デバイスを選ばずにPC、スマホなどどんなデバイスからも接続可能であるということ。 電子版季語別鷹俳句集のご購入はこちらより →https://kigo-taka.com/ まずは「会員登録」からはじめてください。 なお、アプリ版は8月を以てサービスが停止となります。 また、アプリ版をご購入いただいてもいても電子版は使用できません。 再度ご購入いただく必要があります。
by fragie777
| 2025-03-31 19:00
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