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3月21日(金) 雀始巣(すずめはじめてすくう) 旧暦2月22日
朝、寝ころんで体操をしているときに見上げた部屋の天井。 この矩形とももうすぐお別れである。 今年度の現代俳句大賞決定のおしらせをもらった。 第25回現代俳句大賞は中村和弘氏である。 その理由のひとつに、 人間探求派の加藤楸邨から田川飛旅子の流れを「陸」主宰として継承し、現代俳句を意識しながらモノに即した骨格に骨格の強い文体を探求した。特に昨年刊行された句集『荊棘』は無機質なもの、身捨てられるもの、恐ろしげなもの、およそ俳句と縁遠いものに命の息吹を与える、独自独歩の硬質な世界を構築しており、各賞を受賞するなど高く評価されている。 とあり、句集『荊棘』の版元としても嬉しい限りである。 もうひとつの理由として、現代俳句協会を赤字体質からの脱却、協会念願の法人化を成功させ、協会の礎を築いたことへの評価、とあってすごいお人である。 あらためて、 中村和弘さま。 現代俳句大賞のご受賞おめでとうございます。 心よりお祝いを申し上げます。 中村和弘氏には、「田川飛旅子の百句」をおねがいしている。 その原稿をいただけるのを心待ちにしている。 お昼頃、仕事場ちかくの通りを歩いていると、一瞬つよい花の香りが鼻をついた。 みまわすと、 沈丁花が咲いていた。 白の沈丁花もきれいである。 鎌倉の月まんまるし沈丁花 高野素十 闇濃くて腐臭に近し沈丁花 野澤節子 今日の朝は、バッバのコルトベルク変奏曲を聴く。 グレン・グールドのよく知られているヤツだ。 グールドの声がもれて聞こえるっていう。 バッハはずっと聴いているのだけれど、チェロだったりバイオリンだったり、ミサ曲だったりして、あるいはリヒテルのピアノだったりして、グールドは本当にひさしぶりに聞いた。 やっぱりおしつけがましくなくて、いいなって思った。 バッハは真面目すぎていや、と俳人の草間時彦氏がそのような内容の俳句を詠んでおられたけれど、わたしは好きである。 といっても聴く曲なんて限られているけれど。 なぜ好きかって、 それはわたしが、チョウ真面目だからさ。。。
by fragie777
| 2025-03-21 18:59
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