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2月18日(火) 雨水 二の午 旧暦1月21日
朝靄に梅は牛乳(ちち)より濃かりけり 川端茅舎 野趣にとんだ白梅である。 谷保天神裏の梅林の梅もいいが、人の手がはいらず勝手に咲く感がすごくいい。 抱きあまる巨き野梅の花ひらく 福田甲子雄 白梅を見てきて命淡くせり 大牧 広 梅を見て豆腐でも食つて別れんか 相島虚吼 梅の花ひとりとなれば香りけり 深見けん二 梅の樹は近づいてしげしげと眺めたほうがいい。一輪か二輪咲いているだけでも、さまになるのが梅の樹だからである。(澁澤龍彦著『フローラ逍遥』より。) 宇井十間著『俳句以後の世界』の電子書籍が配信となった。 紙の本は目下再版中で、3月5日発売予定である。 ご注文のかた、もうすこしお待ちください。 谷保天神裏の梅林で。
by fragie777
| 2025-02-18 19:27
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