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1月31日(金) 旧暦2月3日
待春。 今日で2025年の1月はおしまい。 明日からは2月。 となるとすぐに春。 道をふさいでいた粗大ゴミは、やっと回収をされた。(ご近所から苦情がこないかと落ち着かなかった) 朝、二階の窓のブラインドの隙間から、回収されるゴミと言いたくはない物たちをわたしはじいっと見ていた。 ボロボロとなったピアノの椅子も回収されていった。 そのものがもつ固有の名前をうしないつつ、ゴミとなって小型トラックの荷台につまれていく。 回収の現場をみていると、ちょっぴりさびしい気持ちになってしまう。 今日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、山内節子句集『気息』より。 鹿の角戸口に懸けて氷魚汲む 山内節子 「氷魚」で「ひうお」「ひお」と読み、「若鮎となる前の鮎の稚魚を琵琶湖ではそう呼ぶ」と長谷川さん。四つ手編で掬いとることを「氷魚汲む」。「湖北の菅浦を茨木先生たちと寒中に吟行した時のもの」と、山内節子さん。「氷魚」と聞くだけでとても冷たそう。 「俳句界」2月号では、座談会形式による「若手句集を読む」がはじまった。 井上泰至さんの司会で、評者は、相子智恵さん、抜井諒一さん、堀田季何さんの3人。 ふたつの句集をとりあげて、それぞれが10句を選出し評するというもの。 司会の井上さんによるとポイントとして、「その人の作家性」、そして「編集のありよう」の二点を中心に語って欲しいということ。 藤井あかりさんの『メゾティント』は、多くの読者に衝撃をあたえた話題性のある句集である。俳人協会賞の最終候補にも選ばれた1冊である。黒岩徳将さんの句集『渦』も阪西敦子句集『金魚』とともに新宿紀伊国屋のイベントに取り上げられ、たくさんの人に読まれている句集である。それらをほぼ同世代の俳人がどう語るかが興味のありどころ。 今日も出かけることが多く、机にもどったのが夕方近く。 スタッフたちが帰ってからこのブログを書いている。 今日の写真、一度ブログで使ったことがあるかもしれないけど、なんだか疲れてしまったわ。 いいことにしちまおう。 井の頭水生動物園の雁。 鴨は身近に見られるが、雁は動物園以外ではなかなか見られない。 雁という存在は、鴨以上に詩情を呼び起こすものがある。。。
by fragie777
| 2025-01-31 19:23
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