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1月20日(月) 大寒 旧暦12月21日
葉を落ち尽くした曙杉の林。 神代植物園にて。 咳がどうしても止まらず、再びお医者へ行って、咳止めを処方してもらう。 処方箋を持って仙川商店街の調剤薬局へ行ったところ、 一軒目。 「この咳止めはいま切らしていますので、お医者さんへ電話をして他の薬と変えてもらいましょうか」と言われた。 仙川には、調剤薬局はこう言ってはなんだけれど、30歩あるくごとに一つあるくらいたくさんある。 他所に行くことにした。 二軒目。 「このお薬はこちらには置いてありませんので、他所をあたってください」とにべもなく断られた。 そうか、、、じゃふらんす堂の近くのよく行く薬局へ行くか。ということで、 三軒目。 「ああ、yamaokaさん、この薬は今手に入らないんです。わたし、ほかのところで聞いてみます」と。 (他のところにもないよな)と思い一軒目にもどることにした。 一軒目の斜め前にも薬局があり一度だけ薬を調合してもらったことがある。 小さな薬局だ。 先の一軒目に入ろうとして、ふと、どうしようか。この薬局でも念のために聞いてみるか。 いま世の中は咳をする人であふれている。咳止めが圧倒的に不足しているのである。 この薬局に行った所で、所詮無駄足だな。。。とおもいつつ、いやまてよ、まあ、ものはためしだということで入った。 処方箋を差しだしながら、「この咳止め、ないですよね」と若い薬剤師の女性に聞いた。 その薬剤師さん、処方箋をよみながら、「ああ、これ、ないかもしれませんが、ちょっと調べて見ます」といって調べてくれた。 そして、 なんと、あった!のである。 四軒目にしてわたしはめでたく咳止めをゲットすることができたのだった。 咳止めをもらうのにこんなに大変だとは。。。 風邪はかからないにかぎります。 皆さま。 今日の讀賣新聞の長谷川櫂さんによる「四季」は、小見恭子句集『彩雲』から。 豆腐屋の肘まで赤く初仕事 小見恭子 濡れているお豆腐の白と肘の赤が寒気のなかで目にうかぶようだ。 俳句同人誌「豈」67号を送っていただく。 秦夕美さんの特集があり、書評においてふらんす堂刊行の書籍をずいぶんとりあげてくださっている。 秦夕美さんについて、いろんな方々寄稿されている。 掲載順から、寺田敬子、依光陽子、宮入聖、田中葉月、藤原龍一郎、遠山陽子、佐藤りえ、の各氏。そしてかなり詳細な年譜(佐藤りえ編)が収録されている。 ふらんす堂はずいぶん句集をおつくりして、ご縁をたくさんいただいた。 このようにきっちりと特集が編まれたことを心から良かったと思う。 以下は、依光陽子さんの「雲をのむ」からの抜粋です。 観念と肉体の接点で句を求め、溢れ出そうな好奇心と野心を弾ませながら言葉の道を歩き続けた秦さん。秦夕美の”夢記”をもう読むことが出来ないのは淋しい。けれども雲を見れば秦さんが見える。垂天の雲のごとき翼で今も空を飛び続けて居られるに違いないのだから、いつか秦さんに会える日まで雲をつみ、雲をのもう。 うるはしく老婆となりぬ七日粥 葬列のどこかはなやか枇杷の花 京都高山寺にある明恵上人座像のやわらかな面差しと、麗しい最晩年を重ねてみる。秦さんの旧姓は高山であった。 「豈」の扉をめくると、エメラルドグリーンの洋装の美しい笑顔の秦夕美さんに出会える。 (ああ、秦さん!。。) ほかにも第9回摂津幸彦記念賞の発表、「摂津幸彦の百句」などの特集が組まれている。 お昼に投じた薬が効いている。 咳がでない。 良かった。 咳は一日に一二度だったのであるが、内臓がとびだすようなすごい咳で、周りを驚かせてしまう。 いやよね、ヘンな咳をしている人間がそばにいるなんて。 ブログも書けたし、 さっ、帰ろう。。。
by fragie777
| 2025-01-20 18:52
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