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1月18日(土) 旧暦12月19日
国立・谷保よりの一月の富士。 手前の建物はヤクルト研究所。 今日は全容がくっきりと見える。 いつものようにいつもの人達と谷保の里山をあるく。 青空に吸い込まれそうになる。 飛行機が飛んできた。 わたしがカメラをその方向にかまえると、 「あんな小さいものが撮れるの」と友人がいう。 「撮れんのよ。ズームがついてるからね。一眼レフというわけにはいかないけどさ」って答える。 しかし、友人たちは疑わしそうだ。 ほら、見てよ。 まあ、撮れてるでしょ。 地上では、鳥たちが飲食にいそがしい。 すごい数の鳩と雀がいる。 雀はわかりにくいが、鳩にまけない数である。 目下、鳥たちは飽食の時期に突入している。 椋鳥もよく肥えている。 この寒さである。 鳥たちも体力をつけないといけないのだろう。 そんなこんなで、わたしはひとりでぶらぶらとしていると、友人たちに大分おくれをとってしまった。 途中で必ずやすむ古民家をめざす。 すでに、友人たちは鳥たちに負けじと飲食の最中である。 わたしも割り込ませてもらう。 縁側にすわると寒木の影がこんな風にちょっと恐ろし気に足もとまで伸びてくる。 先ほどの富士はここで見たのだと思う。 古民家には例年のごとく「繭玉飾り」が飾られていた。 白樫の木に蜜柑と繭のかたちに似せた白玉団子をさして、石臼の穴にたててある。 この質朴な繭玉飾りが好ましい。 囲炉裏の灰はきれいにならされてあった。 おにぎりをさっと食べて、わたしはひとりまた古民家の裏の雑木林へむかう。 さまざまな鳥声が聞こえておちつかないのだ。 笹鳴きがいたるところでする。 目白や四十雀もいるようすであるが、なかなか姿をあらわさない。 いつも見上げる朴の木。 落葉を踏みながら鳥声に耳をすます。 「行くよー!」って声がかかるまで、わたしはあたたかな日差しをたのしむのである。 昨日よりもをととひよりも冬日和 星野立子 帰りがけに立ち寄った吉祥寺でスッポンスープと鰻を食す。 身体が芯から温まって病み上がりにはおいしゅうございました。 今日はこれから録画してある「最強ハンター猛禽類」を観るんだ。。。
by fragie777
| 2025-01-18 20:53
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