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1月13日(月) 成人の日 旧暦12月14日
今日も寒い一日となった。 助っ人が家にやってきて、家の整理をする。 たくさんのものを捨てる。 スピーカー二つとアンプ(Kenwood製)などの一式や、いただいて使わない陶磁器などを近くのリサイクルショップに車ではこびこむ。 たいへんお安くなってしまったが、引き取ってもらえてよかった。 そのほかいまは、捨てなくてはならないゴミの山が家中を支配している。 ピアノも業者に売ることに。 すでにインテリアの一部と化していたピアノである。 安価であっても売れたのはピアノのために喜びたい。 ということで、今日は疲れてしまった。
夜は助っ人にもつ鍋をご馳走する。(昨夜食べてしまわなくて良かった。。。) 今日は髙柳克弘著『芭蕉の一句』より今日の日付のもの。 寒そうな一句である。 生きながら一つに氷る海鼠(なまこ)哉 『続別座敷』 桶の中で、重なり合って凍っている海鼠。寒さのあまり生きながら氷ってしまった海鼠の哀れさが伝わってくる句である。スライムのような、独特の質感を持つ海鼠だからこそ、「一つに氷る」という措辞が納得できる。一見するところ写生風の句であるが、「生きながら」の措辞が寓意的な読解への可能性をひらく。草庵で寒さに震えながら、弟子たちと俳諧遊戯に打ち込む自画像とみても面白い。実際、芭蕉の書簡集には、庵の寒さを訴える文言が多く出てくる。季語=海鼠・氷る(冬) 昨年は本などを古本屋さんへ売って大分処分したのだが、映画のパンフレットはすこし残しておいた。 しかし、今日改めてみると残しておくべきか迷う。 しばらく考えたすえ、 すべて古本屋さんへもっていくことに。 紐でしばっている時に、一冊だけは残しておくことにした。 どうしても捨て難かったのである。 どうしてこの一冊のみを残したんだろうって、あとで思うかな。 いや、 きっと、 思わないと思う。
by fragie777
| 2025-01-13 20:29
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