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1月6日(月) 芹乃栄(せりすなわちさかう) 御用始め 旧暦12月7日
いよいよ仕事始めである。 2025年か。。。 わたしは深呼吸などをしてみる。 ひょっとして、結構生きてきたのかもしれない。 でも、心はすこしも古びていないって思うのよね。 頭は記憶力がややヤバイかもしれない。 ともかく頑張ろう。 いただいた旧暦カレンダー。 師走からはじまる。 今日は12月7日。 これを見ていたら、赤穂浪士の討ち入りは、旧暦にもとづくので、1月13日の成人の日ということになる。 そうなのか。 実は討ち入りの日は、わたしの誕生日でもあるので、本当はそうでないことが分かった次第。 今日はスタッフが全員そろっての仕事はじめである。 わたしのように、遠くへはいかず家の周辺をウロウロしていた人間もいれば、 それぞれの郷里に帰ったスタッフもいる。 郷里に帰ったらドラマティックな出来事があって、「たいへん驚きました」というスタッフもいて、(わたしたちも、それはもう驚いている) それぞれがそれぞれの感慨をもって新しい年がはじまることになった。 そして、とうとう東京に雨が降った。 待ち焦がれていた雨。。。 嬉しい。 涸れてしまった仙川にふたたび水が戻って欲しい。 夜には大雨になるという。 大雨になることがこんなに嬉しいなんて。。。 仙川の鳥や魚は喜んでいるだろう。 水鳥や生きとし生けるものの冬 久保田万太郎 明日は新刊紹介をします。 翡翠も雨を待っている。 余談。 今読んでいる岩波新書の『日本問答』(田中優子と松岡正剛の対談形式のもの)でとても面白い箇所があった。 「間(ま)」についての談義である。 松岡 (略)日本の「間」というのは、AとBを離してつくるわけではなく、詰めて詰めていって、それでもあいだがあくものが「間」なんですね。芸能的な所作や茶の湯などの遊芸のふるまいに顕著です。 田中 英語でいうポーズやスペースではない。 松岡 周囲から押されていて、それでもなお空いているものです。伏せられているものが開いて出現する「間」もある。座布団を裏返すと出てくる「間」のようなもの。 さらに対談はつづくいていくのだが、「間」について考察が、新鮮だった。 本著は、「日本」について様々な角度から考察し「日本とは?なにか」を浮き彫りにしていくものであるけれど、二人の知識量のすごさと思考の自在さにただ驚くばかりであり、丁々発止で対談が進んでいく。本著に関しては、わたしは後半がとくに面白かった。 昨年の暮に、高橋睦郎さんが「読むといいですよ」と言って、教えてくださった3冊のうちの1冊である。
by fragie777
| 2025-01-06 18:38
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