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11月6日(月)
坪内稔典さんより「俳書展」のご案内をいただいた。坪内さんにはつね日頃からたいへんお世話になっていて、いつもふらんす堂を応援していただいている。いくつかの仕事の打ちあわせもあって、すこし前に「お会いして話したいですね」というお手紙をいただいていたこともあり、今日は上京されているというので、四ッ谷にあるギャラリー晩紅舎でお目にかかることにした。約束の午後1時半に晩紅舎に行くと、坪内さんは奥さまとすでにいらしており、そこには俳人の八田木枯さんもおいでだった。晩紅舎は八田さんのお嬢さんがなさっているということで、お名前をうかがいそびれてしまったがその方が経営をされているのだ。 さっそくに書を拝見する。「甘納豆」の句がある。「たんぽぽ」の句も。よく知っている句が、大変センスのいい額装のなかでよそいきの顔をしている。でもどっか楽しそう……。 「坪内さん(先生と呼ばなくてはいけないような方なのだけど、いつも坪内さんって呼んでしまう、そういう優しさのある方なのだ)、これ書くの大変だったんじゃありません?」と言うと、 「初めてだったから、大変でしたね」と。「あれっ、初めてですか?」「そうですよ」 それにしてはとてもどうどうとして、もうずっと前から書いてこられたようないい字である。 わたしが特に気にいった額は、「世界との距離が白バラまで数歩」っていうもの。キモノの帯をつかって大変美しいものである。額は日本のキモノの布や帯地をうまく取り入れてしかもモダンに品良くしつらえてあり、それが坪内氏の書とよく合っている。いくつか写真に撮らせてもらったが、全部をこのブログでアップしたいほど。 このブログを読んで興味を持たれた方は是非ギャラリー晩紅舎に行かれると良いと思います。四ッ谷から歩いて1分の大変便利なところ。17日(金)まで開催予定とのことです。 連休をほとんど外出していたためか、かなり疲れてしまってなんだかお腹に力がはいらなかったのであるが、スタッフの加藤泰子の元気な声を聞いて、すこしやる気になった。彼女は今日は自転車で子供を保育園にあずけ、そのままかなりの距離を自転車をこいで出社。「疲れたあ」と言いながら大変元気。小粒だけどファイターである。「そういう人が職場にいると、元気を貰えるから助かるわ」と言うと「そうですかあ、でも山岡さんがテンションさがってるってブログに書いてたから今日は静かにしなくっちゃって思ってたんですよお」「ええっ!どこが!」って思わずツッコミをいれたほど、元気な加藤泰子なのだった。
by fragie777
| 2006-11-06 19:12
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