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12月3日(火) 秩父夜祭 旧暦11月3日
いつ見てもかわいい鳥である。 今日は郷里の秩父の秩父夜祭りである。 寒風吹きすさぶ中の祭りという思い出があるが、 ずいぶんと暖冬である。 これだと祭りへの気合いもいま一つかもしれないな。。。。 今日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、福神規子句集『火のにほひ』より。 とは言へど淋しくなれば落葉蹴り 福神規子 この落葉を蹴る気持ちってよくわかる。この「とは言へど」の向こう側にみえる作者のこころが垣間見えるようだ。つまり、けっこう強気で頑張っているけれど、といった風な健気な気持ちがあるのだ、「あなた、お連れ合いを亡くしておつらくない?」となどと親しい人が心配してくれる。「ううん、大丈夫よ、俳句をつくったり忙しい毎日ですもの、寂しがってなんかいられないわよ」なんて、ちょっと強気に言ってみる。で、友人と別れてひとり歩いて公園にさしかかると落葉溜まりがある。ふっと、はりつめていた気持ちがゆるんで、寂しさがじわっとやってきた。(そうよ、淋しいときだってあるのよね)なんて心で呟きながら落葉を蹴ったりする。 などと、とわたしはぐたぐたと書いてしまったが、俳句はそのありようをたった五七五で詠んでしまうのだから、すごいや、、、やっぱ。 さきほど俳人の大石雄鬼さんがご来社されてしばらくおられた。 実はわたしが先日の俳誌「陸」50周年の祝賀会にわすれたものを届けてくださったのだ。 ちょうどお帰りに道すがらにあたるということで。 何をわすれたかって、手帖、ハンカチ、ボールペン、そしてお土産すべて。 イヤフォンは失くしたけれどすぐにあって、手許に戻った。 あとは、あまりにも恥ずかしく黙っていたら、大石さんがいろいろと調べてくださってyamaokaであるとわかり、届けてくださったのだ。 本当に有り難い。 ひさしぶりに大石雄鬼さんとはお話をする。 2012年に句集『だぶだぶの服』を上梓されて以来である。 いまは、俳誌「陸」の編集長で、現代俳句協会の事務局長をされている。 「陸」に入られてすでに40年が経つという。、 「第一句集を上梓されてもう大分年月が経ちますね」と申し上げると、 「そうなんです。もう次の句集を出さなければ……」と大石さん。 時間の経つことのあまりの速さにおどろくばかりである。 久しぶりお会いしていろいろとお話をされてお帰りになった大石雄鬼さんである。 吊革の短きをもち着ぶくれる 大石雄鬼 柿と言えば、いま「柿サラダ」に凝っている。 今年ふらんす堂では柿をたくさんいただいた。 わたしは主に最初は普通に剥いて食べていたのだけど、 ある日スタッフに聞いてみた。 「おいしい食べ方ってある?」 すると文己さんが、「蕪と柿のサラダはおいしいですよ」と。 柿を薄くスライスし、蕪もうすくスライスし、それをドレッシングであえて塩胡椒をして食すという。 さっそく家に帰ってやってみた。 抜群に美味い!! ということで、わたしはここ二週間ばかり「柿サラダ」を毎日食べている。 白ワインにも合うし、 このまま食べ続けていたい。 飽きることがない。 スーパスプラウトなどをほんのちょっとのせてもいいかな、、、 そうしたら先日会った友人もそうやって食べているという。 長い間生きて来て、知らなかったのはわたしだけかもしれない。 これから一生分食べてやるんだ。。。
by fragie777
| 2024-12-03 19:39
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