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10月23日(月)
ふらんす堂をはじめてから多くのアルバイトさんが来てくれた。そのほとんどは学生バイトさんで、学校を卒業とともに本腰の社会人になるべく巣立っていった。全体何人くらいになるんだろう? 彼らというか主に彼女らの存在なくしてはこの20年は語れない。そんななかで、三年ほど前にふらんす堂を卒業していった小林恵里香さんと小林由佳さんが揃って、今日ふらんす堂をたずねてきてくれた。ふたりとも同じ大学の出身でいまは埼玉県の公務員をしており、家も近くで日頃も仲良くしているということである。「ふらんす堂で働いたことでわたしたち仲良くなったんです」あらっ、そうだったの。知らなかった! 朝電話があり、川口とともに楽しみに待っていたのであるが、三時ごろすっかりレディになった二人がやってきた。入ってくるなり、「ああ、なつかしい、なつかしい」の連発で、「ああ、本が増えてるう、代送無いんですか?手伝いましょうか?」などとあちこちを見回しては、「楽しかったなあ」とつくづくと言うのが面白い。彼女らの上司であった川口は、「仕事はどう? 恋人はできた? 結婚は?」などなど、相変わらず親身で心配をしている。いつもパソコンに向かっている渡邊真紀が彼女らのためにお茶をいれて、パソコンに背をむけて(珍しい風景)ニコニコしている。あいにく中井愛は体調をくずして今日はお休み。中井はこの二人の小林さんの大学の先輩に当るのだ。きっと会えなかったこと悔しがるだろうな。ふたりが口を揃えて言う。「わたしたち書店に行くと必ずふらんす堂の本を確認し、目立つところに置き換えているんです」!!…… いやあ、こんなひそかな営業活動が無償で行われていたとはツユ知らず、すっかり気をよくしたわたしは彼女たちが帰るときに「引き続き営業活動よろしくね!」と叫んだのはもちろんであった。 一方、加藤泰子は出来上がって来る「ふらんす堂通信110」の発送に間に合わせるべく、「かわら版」の製作に余念がない。というよりも必死である。息子を保育園の延長保育にたのみ残業して頑張ってくれている。かわらばんは加藤の発案で好評を得、レイアウトなども彼女に任せているのだ。男の子ふたりの母親なのであるがどう見ても小学校に行っている子供がいるとは思えない感じで、学校の授業参観に行くとよく児童に間違えられてるという。しかし加藤評して中井いわく、「山椒の実」とか。「小粒でピリリと辛い」そうな。そしてとてもパワフルである。 イラストは君嶋真理子さんが描いた三年前の二人。上が小林恵里香さん、肌を美しく保つことに命をかけている。下が小林由佳さん、ポップづくりの名人であった。今でも彼女のつくったポップはきちんと保存されていて、いずれは伝説のポップづくりとしてふらんす堂史(!?)に記されることになるだろう。
by fragie777
| 2006-10-23 19:02
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Comments(2)
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yuhki_ex10 at 2006-10-23 21:52
こんばんは、
仕事にしても、それ以外のことにしても、 人と人の縁って不思議なものみたいですね。 一度会っただけなのに、ずっと印象に残る人もいれば、 空気みたいな優しい存在感の人もいたり。 私もいろんな人を思い出します、 あと腐れ縁というのもあったりして・・・・(w 私は最近、友人や知人を ネコ型? 犬型? 、という見方をしたりします。 行動パターンや性格、この2タイプあるみたいです。
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fragie777 at 2006-10-23 22:49
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