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9月24日(火) 旧暦8月22日
昨日は所用があって、府中の街を歩いた。 府中は、ふらんす堂のある仙川のすこし先にある大きな街である。 街並みはとても静かである。 武蔵野の面影を残していて、欅などの木々がいたることにあるのも好ましい。 などと、呑気な書きだしではじめたブログであるが、じつは今週末には「第15回田中裕明賞の贈与式」がある。 今年は、いつも借りられる会場をかりることができず、仙川の駅ちかくにあるマンションのパーティ会場を借りてそこで行うことになった。 すべてをわたしたちで準備しなくてはならず、目下大わらわである。 今日Pさんと文己さんは、会場の下見に行き、また吟行地となる武者小路実篤公園へも行って時間や距離の確認をしてきた。 椅子が足りないようなのでレンタルすることにしてその手続きをしたり、お料理の確認やら、あのお料理はわたしたちの手料理となります。。。まさか。。 というのは、真っ赤な嘘で、知り合いのブティックのマダムのお嬢さんが仕出し弁当の仕事をしておられ、そこに頼むことになった。美味しいものを作ってくれそう。その最終打ち合わせをしたり、15年目にしてはじめてのこと。 すべてを仙川で済まそうということになったのである。 仙川にいらしたことのない方もおありだ。 受賞者の浅川芳直さん、南十二国さんもきっと初めて。 どんなところだろうって思っているだろうなあ。 とても良い街ですよ。 わたしはツイ自慢をしてしまう。 ブログを読んでいる皆さまも、お原稿をもって一度是非にいらしてくださいませ。 新聞記事をひとつ。 18日付けの神戸新聞の「歌集」の覧に、歌人の楠田立身さんが、吉川宏志歌集〈叡電のほとり 短歌日記2023』について紹介をしてくださった。 タイトルは『京都での日々 織り込まれ」。抜粋して紹介したい。 新年のなかに二つの「ん」の音の朝の陽のさす道を踏みゆく 吉川宏志 元日の歌。叡電こと叡山電車を詠んだ。「初詣に行く人たちをいっぱい乗せた車両が踏切を過ぎてゆく。車窓の晴れ着の赤が目に残る…」。コメントの一部だが、「ん」が二つで1年の始まりの日に気合を込めて自らを鼓舞しているのだ。 流されてまた川の面(も )をさかのぼる鴨の影あり夕照りのなか 吉川宏志 2月2日。京都で大学入試を受けたとき35年前に初めて1人で故郷を出る旅をした。歌はこの時「ここへ戻ってこれるのだろうか」と占うように見つめていたという。果たして京都に居を構え「塔」の編集、作品指導、講演等に多忙な日を送っている。 吉川さんの歌日記はまだまだ続くが「あとがき」で想像以上に体力がいり何度も言葉が涸れかかったと告白しておられる。 今日はひとりお客さまがみえた。 大塚凱さん。 第1句集出版のご相談に見えられたのだった。 すでにどんな句集になさりたいか、句集へのヴィジョンは明確で今日は造本等を決められたのだった。 担当のPさんと楽しそうに打ち合わせをされている大塚凱さん。 大塚凱さんは、俳誌「ねじまわし」の発行人をしておられる。 「ねじまわし」第8号 生駒大祐さんも一緒の発行人である。 わたしの太極拳をいつもみているギャラリーたち。
by fragie777
| 2024-09-24 18:45
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