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8月22日(木) 処暑 旧暦7月19日
体長6ミリくらい。 羽が透きとおっている。 調べてみたところ、「スケバハゴロモ」という昆虫であるようだ。 桑にとっては害虫であるということ。 野川公園は広大な広さをほこる。 この日は猛暑で、とてつもない暑さだった。 歩き回らずに、小さな虫ばかりを見ていた。 これは芋虫?かな。 これは蜘蛛? 大きな公園に小さな虫たちが盛んに活動をしていた。 そんな虫たちを見つけてあるくのも楽しい。(暑かったけど……) 今日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、高橋睦郎句集『花や鳥』より。 初風や長考のすゑ指す香車 高橋睦郞 「藤井聡太将聖」という前書きのある句。最近、時々負ける藤井聡太さんをについて、「それがなんだかうれしい。強いばかりでない聡太が好きなのである」と坪内さん。そういう気持ちってわたしもよく分かるな。。。。 今日の朝日新聞に佐藤文香さんが「詩の力」と題する紙面に詩人のひとりとして登場していた。「現代詩を読み、書く」ということについて発言をしていてとても興味深く読んだ。文香さんは、詩集『渡す手』で中原中也賞を受賞されている。 「共感」は人を動かしますし、詩のなかでもすごく大切な要素です。ただ、意味を伝え合う以外の言葉の側面を照らせるのが、詩の力なのかなと思います。 詩は、言葉を愛する人間同士が出会える「待ち合わせの場所」なのかもしれません。 という発言にわたしはひどく納得をしたのだった。 今年は田中裕明の没後20年であるとともに、桂信子、鈴木六林男の没後20年でもある。 2004年の12月12日に鈴木六林男が、16日に桂信子が日をおかず亡くなった。 入院中の田中裕明さんが、桂信子、鈴木六林男とつづけて亡くなったことについて、 「俳句の世界が淋しくなります」とおっしゃったことをいまでも鮮明に覚えている。 よもや、ご自身も同じ月に亡くなるなんて思っていただろうか。。。 いま、鈴木六林男についての評論集を2024年の刊行に間に合わせるべく、編集にとりかかっている。 高橋修宏さんの執筆によるものである。 高橋修宏さんには、百句シリーズの『鈴木六林男の百句』に取り組んでいただいた。 評論集は、20年の時間をかけて書き溜めてきたものを1冊にされるのだ。 さきほどお電話をいただいて、いくつかのことを打ち合わせをした。 読み応えのある1冊となりそうである。 あまり時間がないので、頑張らねば。。。。。。
by fragie777
| 2024-08-22 18:42
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