ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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病室の窓からみた「大文字」だった。

8月16日(金) 京都五山の送り火  旧暦7月13日


今日は台風が近づいて来ている。

ということで、わたし以外のスタッフたちはみな昼頃に帰って、リモートで仕事をすることに。

この辺は、台風危険区域に指定されている。
iPhoneが鳴って、知らせてくれた。

(ブログは家で書いております。)



病室の窓からみた「大文字」だった。_f0071480_16384017.jpg


昨日の海。

この九十九里の沿岸も台風で高波が押し寄せているだろう。

昨日のおだやかな海辺の風景はもはやはるか遠くの景色となっている。



病室の窓からみた「大文字」だった。_f0071480_16384313.jpg


病室の窓からみた「大文字」だった。_f0071480_16384601.jpg

病室の窓からみた「大文字」だった。_f0071480_16385095.jpg



 志とは秋潮の瑠璃のいろ      中山玄彦



『季語別鷹俳句集』より。






今日は、京都五山の送り火である。

台風は関係ないようである。

新刊の岩田奎著『田中裕明の百句』より。

 いつまでも我燃ゆるなり大文字    田中裕明

盆に帰ってきた死者の魂をふたたびあの世に送りかえす、京都の五山送り火。東山の如意ヶ嶽に灯るのが大文字だ。それを、いつまでも自分が燃えるのだという。正確には霊のための目印だからそれ自体が霊というわけではないが、みずからが死者の一人となって燃えていることを想像しているのだろう。大の字になって燃えるのか、ほかの魂と一緒に薪のひとつとなって燃えるのか。大文字が燃えるのは三十分ほどのこと。いうまでもなく、いつまでもというのは物理的な時間ではなく、精神的なものだ。
季語=大文字(秋)





この一句は、句集に収録されておらず、俳誌「ゆう」の2004年10月号に収載されている。
わたしがこの句をはじめてみたのは、田中裕明さんが病室からメールを下さったときに、「こんな句を作りました」とあって、二句記されていたものの一句である。
もう一句は、「病室のなか大文字点いてゐる」だった。こちらも並んで「ゆう」10月号に収載されている。
「病室の窓から大文字が見えます」とメールにあったように思う。
その時は、田中裕明さんが亡くなるなんてちっとも思っていなかったので、
(あら、句を送ってくださったのね。)なんて呑気に思って、(そうかあ、大文字がみえるのかあ)って、病室から大文字を見ている田中さんを想像したりしたのだった。



もう、20年も前のことになるとは。。。

こんな余計な情報は要らないって。

そ、そうよね、

失礼しました。148.png







病室の窓からみた「大文字」だった。_f0071480_17512102.jpg


海へ行った帰りにスタッフのPさんの家にたちより、
Pさんの飼い猫に「海に行ったよ」って言ったら、
「それが何よ!」っていう顔をされた。
猫の名前はきいちゃん。
季語の「喜雨」から来ているとPさんは言う。






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by fragie777 | 2024-08-16 17:54 | Comments(0)


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