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8月14日(水) 旧暦7月11日
仙川駅前のアメリカ花水木に止まって鳴いている油蝉。 手をのばせばつかまえられそうな髙さだ。 5歳くらいの男の子が母親とやってきた。 「ねえ、つかまえて!」と男の子。 「ええっ! つかまえるの?!」とお母さん。 尻込みをしている。 (その気持ち分かるわ…)。 「ねえ、早くつかまえてよ!」と訴える男の子。 お母さん、それでもびびってる。 そして、 「ねえ、お母さんが抱っこしてあげるから、あなた捕りなさい!」と言って、やおら男の子を抱き上げた。 (おお、やるな!お母さん) 蝉はずっと激しく鳴きつづけている。 で、男の子手をのばして、おっかなびっくり蝉をつかもうとした。 蝉はわが危険をするどく察知してパッと飛び立った。 あやうく難をのがれたのだった。 男の子は無念そう。 しかし、仕方がないよ。 誰にも文句は言えないね。 わたしはなぜかホッとしたのだった。 夕方より仕事場で、冊子「第15回田中裕明賞」のゲラを読む。 選考会のことがあらたによみがえってくる。 今回の選考にあたって、いろいろと論議されていることなどを思い起こしたりもする。 「田中裕明賞」を真摯に考えてくださっている人たちがいるという手応えもうれしい。 選考委員の方々の真剣な討議をこの冊子で読んで知ってほしいと思いながらゲラを読む。 休み明けに下版してできるだけ早く冊子に仕上げる予定である。 この夏に生まれた翡翠。
by fragie777
| 2024-08-14 21:21
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