「ふらんす堂通信181号」の発送は8月2日（金）となります。

7月29日（月）　　旧暦6月24日

美しい蜥蜴に遇った。

すると、

瑠璃蜥蜴も現れた。

そして、

ミミズも、まあ。。

すべて夏の小動物たち。

　ひよいと穴からとかげかよ　　　　　種田山頭火

　絶望のかかるときにも蜥蜴鳴く　　　鈴木六林男

　朝すでに砂にのたうつ蚯蚓またぐ　　西東三鬼

ふらんす堂通信181号が出来がってくる。

「友の会」への皆さまへの発送は、8月2日（金）となります。

お待ちくださいませ。

特集は「第9回千葉県俳句大賞・林昭太郎」「第2回稲畑汀子句集部門奨励賞・阪西敦子」「第15回田中裕明賞・浅川芳直、南十二国」、それぞれの受賞者の新作を一句ずつ紹介したい。

　降りだしてまだ音持たず半夏雨　　　　林昭太郎

　ぶつかられたるはうの蟻俊敏に　　　　阪西敦子

　卓の灯をちりちり受くるさくらんぼ　　浅川芳直

　コスモスやなんでもはひる穹青き　　　南十二国

「競詠７句」の池田澄子さん、大木あまりさん、小澤實さんそれぞれより一句を紹介したい。

　原爆を落とされし日やパンにバター　　　　池田澄子

　愛は錯覚青梅のコロコロと　　　　　　　　大木あまり

　にいにい蝉のむくろをノート綴ぢ目に置く　小澤　實

「毎日精進」の小野あらたさんの一句は、

　曲るとき伸びきつてゐる蝸牛　　　小野あらた

そして、「うづら集」選者・西村麒麟さんの今回のお題「雨」の一句は、

ああ、これはまだ内緒にしておこう。。。

河津聖恵さんの新連載「破片と豊穣」、髙柳克弘さんの「現代俳句ノート」の再開もお楽しみに。

この暑さである。

ここんとこ、そうめんばかりを食している。

ゴーヤの天ぷらとそうめん、

いまはそれが最高に美味い。

！！！？？？

見てるだけで暑いわ。