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7月23日(火) 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 旧暦6月18日
牛蛙(うしがえる) 睡蓮の咲く池で。 ホルンの練習をしている人がいるのかしら? ってはじめは思った。 しかし、そうじゃないことがわかった。 でも、そんな感じ。 ずっと聴いてると眠くなる。 目下「綾部仁喜全句集」をすすめているのだが、藤本美和子さんより、最後の原稿である「著書解題」と「あとがき」が入稿となった。 藤本さんは、この全句集の仕事に忙しい日々のかたわらで取り組まれている。 そんな忙しい藤本美和子さんであるが、お料理が大好きで忙しい時でも料理をすると気分転換となるって前にお話しされていた。 「今わたくしは梅を干す作業をしています。今日で三日目。いよいよ梅仕事も終わりです。」 とメールにあった。 そうか、梅も干すのか。。。 そう思ったら、活き活きと梅を干している藤本美和子さんの姿が浮かんできた。 梅干しをつくる作業って並大抵じゃないって聞いている。 わたしの実家では祖母がいつも梅を干していた。 母は家事をしない人だったので(すべて人まかせ)、おばあちゃんがせっせとザルにいれた梅をほしている姿が浮かんでくる。日向の梅の匂いと紫蘇のかおり。 ああ、なつかしい。。。 とてもとてもむかしのことなのに、その姿と景色の記憶はあざやかである。 わたしはこのブログを書きながら、セブンイレブンで一昨日買った、「やさしい甘さのはちみつ梅」っていうヤツを口のほうり込む。 これが美味いのである。 おばあちゃんの干した梅は、かなりしょっぱかったけれど、こちらは甘さと柔らかさとしょっぱさがえらいいい感じにミックスされて、やみつきになりそうである。ちょっとした塩分補給にはいいんじゃないかって思っている。 しかし、原材料をみると甘味料やら化合物やらがいろいろと入っている。 藤本美和子さんが干した梅は、きっとわたしのおばあちゃんの梅干しと同じように、人間に媚びない梅のしょっぱさを誇っている梅干しであると思う。 一粒、ご馳走になりたいな。。。 「綾部仁喜全句集」は、原稿が全部そろって、「解題」「あとがき」以外は、ゲラになっておおかた校正も済ませてある。 初句索引、季語索引も整っている。 あとは集中してとりかかるのみ。 年内には刊行したいですね! 藤本美和子さま。 緑蔭でくつろぐ親子。
by fragie777
| 2024-07-23 18:33
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