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7月7日(日) 温風至(おんぷういたる) 七夕 旧暦6月2日
向日葵。 本日の朝日新聞の「うたをよむ」で、井上泰至著『夏目漱石の百句』が、俳壇担当記者の西秀治さんによって取り上げられている。抜粋して紹介したい。 (略) 著者は日本文学者の井上泰至さん。「はじめに」に、こうある。「あの漱石が、俳句という極小の器に、幸福を見いだし、そこへ浸っていたことが、その息づかいから伝わってくるはずだ。」(略) 菫程な小さき人に生れたし この句について、著者は「うつむき加減で、恥じらうような可憐な咲き方をする『菫』への憧れを吐露した。小さな事、小さくある事にこそ、真の幸福があるというのは、漱石の信念だろう。」(略)また、自らの死に向き合った時期に詠んだ句からは諦念と覚悟が見てとれる。 風に聞け何(いず)れか先に散る木の葉 晩年の漱石は、残りの「生」を惜しむかのように、愛する俳句の世界に遊んだという。 この記事については、友人たちからも「ふらんす堂の本、朝日に載っていたわよ」と知らせてもらったりしたのだった。 その度、わたしは「うん、わかってる!」と応えたのだった。 たくさんの人が買ってくれるといいな。。。 夕方より、市ヶ谷の「ホテルグランドヒル市ヶ谷」にて、「俳句四季大賞」の授賞式があり、スタッフのPさんがかけつける。 さきほど、記念写真を送ってくれた。 記念撮影。選者、主催者の皆さまと。 受賞は以下に。(敬称略) 第23回 俳句四季大賞 小澤實句集『澤』(角川文化振興財団) 第11回 俳句四季特別賞 二川茂徳句集『牛歩』(俳句四季出版刊) 第12回 俳句四季新人賞 関灯之介「暗き河」 第7回 俳句四季新人奨励賞 加藤幸龍 「父の筆」 中西亮太 「あゐいろどき」 第24回 俳句四季全国俳句大会大賞 安居雅寿 選者は、井上弘美、岸本尚毅、対馬康子、渡邊誠一郎、の方々。 記念講演は、堀田季何さん。 Pさんは、授賞式にはまにあわず。記念講演より出席。 ご受賞された皆さま、 おめでとうございます。 こころよりお祝いを申し上げます。 この賞については、明日Pさんのレポートがあります。 美しい真桑瓜。
by fragie777
| 2024-07-07 19:54
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